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「やっぱ俺も行きますよ」
「無理しないの、病み上がりなんだから」
「でも虎杖は要監視でしょ」
「まぁね。でも、今回試されてるのは野薔薇と帝夜の方だよ」
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「あ〜ダルっ」
廃ビルの階段を上りながら釘崎はいう。イライラしているのが丸わかりだ。
「なんで東京来てまで呪いの相手なんか……」
「?呪い祓いに来たんだろ」
虎杖が困惑の表情を浮かべようが釘崎は知らん顔した。正直どうでも良いのである。
「時短時短、二手に分かれましょ。帝夜姉がどう動くかわかんないけど、私は上から1Fずつ調べるからアンタは下から。さっさと終わらせてザギンでシースーよ」
「ちょっと待てよ、もうちょい真面目にいこーぜ。呪いって危ねーんだよ知らんのか」
これには釘崎もカッチーンと頭にきてしまったようで。
「最近までパンピーだった奴に言われたくないわよ!!さっさと行け!!」
と、虎杖を階段から蹴落とした。
「今日ずっとオマエの情緒が分かんねーんだけど!!」
「だからモテないのよ」
「なんで俺がモテねーの知ってんの!?」
いや本当にモテないのか。しかも自分からそう言うとか素直か。素直だな?
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一方その頃、宵蔵は廃ビルよりも低めのビルの屋上に立っていた。現在も使用中のビルだが、無理を言って屋上を開いてもらったのだろう。
「日中に仕事とか久しぶりやな」
縦長バックパックには横のチャックと縦のチャックがある。縦のチャックを開き、取り出したのはライフル(L96)。
屈んでスコープを覗き込む。釘崎が最上階に、虎杖が最下層にいるのを宵蔵の目が捉えた。
「時短か。んじゃ、ウチは真ん中らへんの呪いを祓うとしますかねぇ。速く終わらせてザギンで美味い飯よ」
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柳(プロフ) - よう、レオン久しぶりだなぁ。元気にしてたか?無理すんなよbyレオンパパ&主 (2021年2月15日 18時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望:我妻さん(プロフ) - 柳さん» 「逆に聞くけどよ、俺がみっくんをやると思うか?みっくんは俺の旦那なンだよ」 (2021年2月15日 3時) (レス) id: 590a3884b3 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - みっくんを旦那に貰おうと思ってます。よろしいでしょうか?(レオン君の反応見てぇ…) (2021年2月15日 0時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望:我妻さん(プロフ) - 柳さん» 「母さんが嫁になってくれるかは柳ちゃんが一番よくわかっとると思うで?」「僕はかまわないけど……ねぇ?」「な、父さん」 (2021年2月14日 1時) (レス) id: 590a3884b3 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - レオン君を嫁にしたいんですけどいいですか?(((( (2021年2月14日 0時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:匿名希望:我妻さん | 作成日時:2021年1月23日 23時