* ページ5
「君達がどこまでできるか知りたい。ま、実地試験みたいなものだね。野薔薇、悠仁、帝夜、3人で建物内の呪いを祓ってきてくれ」
「げ」
あからさまに嫌がる釘崎、真顔の虎杖、目を細めた宵蔵。反応は様々だが、誰も拒否はしない。
「あれ、でも呪いは呪いでしか祓えないんだろ。俺呪術なんて使えねぇよ」
「君はもう半分呪いみたいなもんだから。体には呪力が流れているよ。でも、ま呪力の制御(コントロール)は一朝一夕じゃいかないから、これを使いな」
五条が少し大きめの布に包まれた物を虎杖に差し出す。布を外してみると、短刀の様な物が姿を現した。刃に2つの穴が空いており、持ち手には毛があしらわれている。
「呪具『屠坐魔』。呪力の篭もった武器さ、これなら呪いにも効く」
「ダサ」
「どっから出したん」
口を慎もうか、女性陣。思うところがあるのはわかるが。
宵蔵はトランクから縦長のバックパックを出して背負い、廃ビルとは別方向に。釘崎はウェストポーチを腰に巻き、廃ビルへ向かい始めた。虎杖は釘崎の後を追う。
「あ___それから、宿儺は出しちゃ駄目だよ。アレを使えばその辺の呪いなんて瞬殺だけど、近くの人間も巻き込まれる」
「宿儺?」
「そ、両面宿儺。ググったら出るよ」
「りょうめんすくな……っと、出たわ。変わった見た目しとるね」
「?はやくしろよ」
今度こそ釘崎と虎杖は廃ビルに、宵蔵は別方向に向かう。目的は1つ、呪霊を祓う。何故宵蔵だけ別方向に向かったのかは後々わかるだろう。
3人の姿が見えなくなると、五条はタイル貼りの地面に、伏黒は椅子に腰かけた。
15人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柳(プロフ) - よう、レオン久しぶりだなぁ。元気にしてたか?無理すんなよbyレオンパパ&主 (2021年2月15日 18時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望:我妻さん(プロフ) - 柳さん» 「逆に聞くけどよ、俺がみっくんをやると思うか?みっくんは俺の旦那なンだよ」 (2021年2月15日 3時) (レス) id: 590a3884b3 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - みっくんを旦那に貰おうと思ってます。よろしいでしょうか?(レオン君の反応見てぇ…) (2021年2月15日 0時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望:我妻さん(プロフ) - 柳さん» 「母さんが嫁になってくれるかは柳ちゃんが一番よくわかっとると思うで?」「僕はかまわないけど……ねぇ?」「な、父さん」 (2021年2月14日 1時) (レス) id: 590a3884b3 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - レオン君を嫁にしたいんですけどいいですか?(((( (2021年2月14日 0時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:匿名希望:我妻さん | 作成日時:2021年1月23日 23時