* ページ4
「いますね呪い」
宵蔵のクラウンに乗って移動した場所は、どこからどう見ても六本木……ではなく。
閉ざされた窓にひび割れたコンクリートの壁という、明らかに"出そう"な廃ビル。完全に騙されたのだ。
「嘘つき―――!!六本木ですらねー!!」
「地方民を弄びやがって!!帝夜姉も気づいたなら停めてくんない!?」
「悟先生が横から圧かけてきた」
「おいコラ教師!!」
釘崎が喚こうが五条はガン無視だ。いつの間にか虎杖は切り換えており、五条の話に耳を傾けている。
「でかい霊園があってさ、廃ビルとのダブルパンチで呪いが発生したってわけ」
「やっぱり墓とかって出やすいの?」
「墓地そのものじゃなくて、墓地=怖いっていう人間の心の問題なんだよ」
「あー学校とかも似た理由だったな」
元々虎杖が通っていた仙台の高等学校の話だろう。特級呪物『両面宿儺の指』のせいでもあるが、学校=七不思議=怖い、という思いはある。
人の負の感情が呪霊を生む。そして負の感情の器となる場所に多くの呪霊が集まるのだ。
「ちょっと待って、コイツそんなこと知らないの?」
「基本情報やろ?」
「実は…」
かくかくしかじか。
「「飲み込んだぁ!?特級呪物をぉ??」」
「きっしょ!!!ありえない!!衛生概念キモすぎ!!無理無理無理無理!!」
「腹壊すどころの騒ぎやないで!?馬鹿なん!?」
「んだと?」
「これは同感」
誰だって如何なる状況でも、自ら指を飲み込むなどしないししたくないだろう。それを虎杖は素でやってのけたのだ。まあ、その結果が秘匿死刑なのだが。
15人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柳(プロフ) - よう、レオン久しぶりだなぁ。元気にしてたか?無理すんなよbyレオンパパ&主 (2021年2月15日 18時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望:我妻さん(プロフ) - 柳さん» 「逆に聞くけどよ、俺がみっくんをやると思うか?みっくんは俺の旦那なンだよ」 (2021年2月15日 3時) (レス) id: 590a3884b3 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - みっくんを旦那に貰おうと思ってます。よろしいでしょうか?(レオン君の反応見てぇ…) (2021年2月15日 0時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望:我妻さん(プロフ) - 柳さん» 「母さんが嫁になってくれるかは柳ちゃんが一番よくわかっとると思うで?」「僕はかまわないけど……ねぇ?」「な、父さん」 (2021年2月14日 1時) (レス) id: 590a3884b3 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - レオン君を嫁にしたいんですけどいいですか?(((( (2021年2月14日 0時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:匿名希望:我妻さん | 作成日時:2021年1月23日 23時