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「あー、予想外に食った食った。でも味はフツーだったな」
「……ポテトで口の中パッサパサだ」
30分ほど経った。伏黒と虎杖は、無事に天国__チャージ料が500円かかる__から出てきた。
「伏黒、チェキの写真貰ってきたけどいる?」
「次その冗談言ったらオマエの鼻にパプリカを詰めてやる」
「単純にオマエの嫌いなもんじゃん!いや分かったから、それがオマエの最大限のいやがらせなのは分かったから!」
「神田近辺なら神社がある。写真は燃やしていくぞ」
「わざわざ神社で!?」
「呪いの写真は焚き上げ供養に限る」
「悪かったから!伏黒がそこまでキツかったのよく分かったから!」
虎杖から見て、伏黒はいつも機嫌が悪そうだが、本日改めて"本当にムカついている伏黒"を見ることになった。
こうなっては流石に虎杖も普段のノリは出せない。若干気まずそうに、どう話題を運んだものかと頬を掻いて、結局は発端の話に戻ることにした。
「そ、そういや見失ったな、五条先生と宵蔵姉」
「そうだな、どうでもいいが」
「い、いやー、いったいどこに行ったんだか……」
「僕がどうしたって?」
「ウチがどうしたん?」
「「うわぁあああ!?」」
ややギクシャクした2人の空気を土足で踏み荒らすように、まったく不意打ちのタイミングで、五条と宵蔵が現れた。
しかも__。
「ご、五条先生に宵蔵姉!いつのまに後ろにいたんだよ……って、アレ。釘崎までいるじゃん。なんで?」
「なんで?じゃないわよコノヤロウ」
宵蔵のさらに背後から、不満げというか、恨みがましい目で見つめる釘崎が現れる。虎杖からすると不機嫌な同級生がもう1人増えた形になる。
「えぇー……釘崎まで不機嫌なんだけど」
「そりゃ不機嫌にもなるわよ。アンタたちが五条の周りウロチョロしてたせいで……」
「あ、そういや2人は今日休みなんすか」
「無視すんなコラァ!」
伏黒よりもアクティブな形で文句をつけられそうな気配を感じた虎杖は、露骨に話を変えることにした。
もっとも、話は変わらなかったのだが。
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柳(プロフ) - よう、レオン久しぶりだなぁ。元気にしてたか?無理すんなよbyレオンパパ&主 (2021年2月15日 18時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望:我妻さん(プロフ) - 柳さん» 「逆に聞くけどよ、俺がみっくんをやると思うか?みっくんは俺の旦那なンだよ」 (2021年2月15日 3時) (レス) id: 590a3884b3 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - みっくんを旦那に貰おうと思ってます。よろしいでしょうか?(レオン君の反応見てぇ…) (2021年2月15日 0時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望:我妻さん(プロフ) - 柳さん» 「母さんが嫁になってくれるかは柳ちゃんが一番よくわかっとると思うで?」「僕はかまわないけど……ねぇ?」「な、父さん」 (2021年2月14日 1時) (レス) id: 590a3884b3 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - レオン君を嫁にしたいんですけどいいですか?(((( (2021年2月14日 0時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:匿名希望:我妻さん | 作成日時:2021年1月23日 23時