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カルエゴ先生たちと別れ、再び巡回を始めるフェネクスとエイト先生。メインは本祭なので催しに向けて最終準備中の師団もあり、練習風景を拝見させてもらえたりもした。
購買でいつもお世話になっているカムカムさんの出店はいつも通り必要なものが全て揃っていた。さっきマルバス先生に差し入れたキャンディもその一つ。そんな強豪ショップに負けないよう他の師団の出店も各々の特色を活かしていてちっとも飽きがこない。
そんな中ふと、小さな設置スペースの横を通りがかって足を止めた。
「エイト先生、あれ……」
リボンやらぬいぐるみやらでデコレーションされた煙突のようなもの。周りが屋台に囲まれている分、スペースの狭さとその置物の異質さがよく目立つ。
「あぁ、あそこは魔具研究師団のスペースだね。言い方は悪いけど、毎年荷物置き場みたいになってるからこの光景は初めて見たよ」
「ってことはそれだけ自信があるってことですね」
「そうだね。確か魔具研は……イルマ君にウァラクさん、アスモデウス君が入団したんだっけな」
「わぁっ、見事に入間軍！今度はどんな面白いことをしてくれるでしょうか」
誰が呼び始めたか入間軍の３人。中心である入間は入学式で禁忌口頭呪文を唱えた挙句、その日のうちに首席アスモデウスの脳天をかち割るという暴れっぷりを見せた。
アスモデウスはその翌日から入間のSDもかくやのベッタリっぷり。そして一部の生徒から"珍獣"と呼ばれ遠ざけられていたクララがその２人組に加わり、毎日楽しそうに遊んで。その後もあらゆる場面で予想外の記録を残し、校内でも一躍有名な悪魔となった。
「ほんっと今度はどんな
「そんなまさか。特賞は我が放送師団に賭けます」
「よろしい、師団披露はそれでこそ盛り上がるんだ。評価する側として僕も公平に、厳粛に期待してるよ」
「ええ、一言一句聞き逃さないつもりでお願いしますね？」
当然負ける気はさらさらない。絶対に特賞をとって先輩たちのすごさを全校に知らしめてやるのだ。そして美味しいご飯に連れて行ってもらわなくては！
「それじゃあこっちも異常無しってことで。次はあっち見に行こうか」
「わかりました！」
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ng(プロフ) - とても面白いです！次の更新が待ち遠しいです！ (11月22日 16時) (
レス) @page37 id: 48a8bb30b0 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 夢主ちゃんの読み聞かせめっちゃ聞きたい…！絶対いい声じゃん。更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (10月30日 22時) (レス) @page39 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - この作品大好きです！ いつも楽しみにしています！ (10月4日 20時) (レス) @page36 id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
おしちゃん(プロフ) - 続編おめでとうございます！！！！！この作品めっちゃ好きなので嬉しいです！！！体調に気をつけて頑張って下さい！！！次の更新が待ちどうしいです！！！ (8月28日 20時) (レス) id: 44c7a03b53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：匿名希望:我妻さん | 作成日時：2023年8月28日 0時
