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＿＿それから数日後。
「ふいっ、今年もいい１年生が入団してくれたわぁ〜」
「フッ、それはどうかな」
「どういう意味ですか！」
「うちの師団に入った１年生の方がずっと優秀だね！」
ゴゴゴゴゴ、と効果音がつきそうなほど笑顔で睨み合うスージー先生とダリ先生。
「なら勝負しますか！？」
「いいでしょう、しかしどうやって！？」
「「そうだ！師団披露をしよう！」」
２人がパッと振り返ると同時にフェネクスは背景映像を切り替えた。特別教室にセットを構えての校内放送。バラキ先輩が監督し、他団員に機材、写真師団にカメラ関係を任せて行われている真っ只中だ。
１年生向けの師団披露説明なため、仕事せずに見るだけでいいんだよと言われていたが、つい身体が勝手に機材を弄り始めてしまったもので。こうして映像や簡素なエフェクト、テロップなどを３人仲良く担当しているわけである。
「師団披露とは！入団した１年生のお披露目会！」
「期間は前夜祭、本祭、後夜祭の３日間！」
この手の放送は慣れているのか息の合った説明だ。会場のこと、参加に関すること、賞ごとの豪華賞品のこと＿＿。
努力賞では豪華師団室。凄いで賞では団費増額、加えて希望する商品をなんでも１つ贈呈。
「そして特賞！！団長の
特賞。最優秀賞にして、その豪華賞品の内容もかなりの大盤振る舞いのようだ。目指すはこれ一択だろう。映像を切り替えつつも眼をギラギラとさせて闘志を燃やす。
「と、ワクワクドキドキの師団披露！前夜祭は明日から！」
「賞狙いもいいけど、とにかく楽しんでね！」
「「バイバーイ！」」
先生たちがひとしきり手を振り切ったところで放送を終了した。
「いやぁ、みんなお疲れさま！いつもありがとね」
「ふいっ、とっても助かるわぁ」
「いえいえ、これが僕たちの活動ですから！Aちゃんもワルブくんもお疲れさま。映像付きの放送は初めてだったのによく頑張ったね」
「ありがとうございます。エド先輩に仕込まれた甲斐がありました」
「右に同じく」
「私が仕込みました」
ふふんと３人並んでドヤ顔。本来やらなくてもいいと言われていた仕事だったが、おかげでお泊まり作業の成果を感じられて得した気分だ。そんな放送師団の面々に先生たちはフッと吹き出すのだった。
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ng(プロフ) - とても面白いです！次の更新が待ち遠しいです！ (11月22日 16時) (
レス) @page37 id: 48a8bb30b0 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 夢主ちゃんの読み聞かせめっちゃ聞きたい…！絶対いい声じゃん。更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (10月30日 22時) (レス) @page39 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - この作品大好きです！ いつも楽しみにしています！ (10月4日 20時) (レス) @page36 id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
おしちゃん(プロフ) - 続編おめでとうございます！！！！！この作品めっちゃ好きなので嬉しいです！！！体調に気をつけて頑張って下さい！！！次の更新が待ちどうしいです！！！ (8月28日 20時) (レス) id: 44c7a03b53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：匿名希望:我妻さん | 作成日時：2023年8月28日 0時
