�将� ページ12
「僕たちの普段の活動は生徒教師の呼び出し、諸連絡。時間ごとに当番を決めて分担するよ。あとは新聞師団と共同でインタビューなんかも
「教師と生徒、上級生と下級生の架け橋になるのが私たち放送師団なの。校内のありとあらゆる情報が入ってくるから、情報処理能力も鍛えられるよ」
「基本教師陣からの依頼が多いから、コネクションを広げられるのも利点かな。顧問……ではないけど、ダリ先生はよく助けに来てくれるし」
「まぁ助言とか機材関係とかあの先生がくれますからね」
「とにかく！意欲のある子はみんな大歓迎だよ！」
なるほど、聞いている限りかなり中枢を担う活動内容に思える。これで"パッとしない"活動だなんてあまりにももったいないのではなかろうか？悪魔は楽しいことに惹かれる生き物なので、興味を持ちにくいのはあるかもしれないけれど。
それに……それに、だ。先輩たちはサラッと言っているけれど、
ダリ先生は面白いことが原動力のようなヒトで、それでいて行動の根本は常に"学校と生徒のため"である教師。校内の誰にでも優しくありながら誰も特別扱いをしない。するとすれば、それこそ彼にとって"面白い、投資するに値する"存在のみ。この学校内をどれだけ探しても少ないだろう。
なんでそんなことを知っているか？いつか放課後の一服タイムで本人の口から聞いたからである。
(面白い、投資するに値する存在……かぁ)
本当はこのあと合唱師団の見学に行こうと思っていたのだが、取りやめだ。
「バラキ先輩、エド先輩」
「なに？」
「実況は下手くそかもしれませんけど、通る声を出すことに関しては自信があります。私はここで先輩たちの力になりたいと思いました。……入団を希望してもいいですか？」
フェネクスはニマリと笑って首を傾けた。どうせついて行くならこのヒトたちがいいと、たった今決めた。そしてこの活動に携わりたいと本気で思えたのだ。
イチョウ先生に言われたままに自分の"欲"でそうしたいと。
「「もちろん！！」」
先輩たちは口を揃えてそう言った。そうと決まれば今すぐにでも入団届を提出しに行かねば。ワルブの手を引っ張って退出、一直線に職員室へと向かう。
あと一日あるが、これにて師団見学終了！
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ng(プロフ) - とても面白いです！次の更新が待ち遠しいです！ (11月22日 16時) (
レス) @page37 id: 48a8bb30b0 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 夢主ちゃんの読み聞かせめっちゃ聞きたい…！絶対いい声じゃん。更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (10月30日 22時) (レス) @page39 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - この作品大好きです！ いつも楽しみにしています！ (10月4日 20時) (レス) @page36 id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
おしちゃん(プロフ) - 続編おめでとうございます！！！！！この作品めっちゃ好きなので嬉しいです！！！体調に気をつけて頑張って下さい！！！次の更新が待ちどうしいです！！！ (8月28日 20時) (レス) id: 44c7a03b53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：匿名希望:我妻さん | 作成日時：2023年8月28日 0時
