�� ページ38
「らっでぃ〜！！いろいろ持ってきた〜！！」
先生と冷たい眼差し大会が開催される0.6秒前に黄色いパーカーのヒトがこちらに飛んできた。その手にはタオルや救急箱などが抱えられている。どうやら取りに行ってくれていたようだ。
「おせーぞペイントぉ」
「はぁ？オマエ補給所からここまでどんだけ距離あると思ってんの、ふざけんなよ？……ほら君、遠慮なく使っちゃって。そのままじゃ風邪ひくよ」
差し出されたタオルを受け取って頬を拭う。どうやら翼の先まで全身びしょびしょになっていたらしい、道理で身体が冷えると……。遠慮なく顔から足まであらかた水気を拭き取る。仕上げに翼を振って弱火ラファイアしておいた。
「君、なんで倒れてたの？」
「それがよく覚えてないんですけど、」
「おい俺が聞いたら答えなかっただろおま」
「確か不思議な館に迷い込んだんです。そこで誰かと話して……そのあと……？」
その後……導かれるまま館の中を歩いて、最後に何か言われたという記憶はあるのだが……すっかり抜け落ちてしまったみたいだ。
「館ねぇ……」
「はい、心当たりありますか？」
「俺はないかな。ラッダァは？」
「知らねぇな、ただの幻覚だろ。さっきも言ったけどここは俺の持ち場だぜ？そんな小洒落たもんがあると思うかぁ？」
「まぁ無理でしょ(笑)」
「クソが」
それもそうか。目の前に広がるのはだだっ広いフィールド。それもただのフィールドではなく、小さな浮足場やら巨大な鉄球やら、見ただけで危険だとわかるギミックが大量に仕掛けられている。
噂には聞いていたが、ここがアスレチック
いや待て。自分が向かったのは高台であって学校の中庭ではなかったはず。ラッダァ先生の言う通りあの館が幻覚だとするならば、そこそこ前から幻を見ていたことになるのだが……怖いから深く考えるのはやめよう。
「ん？ちょっといいですか先生」
「どうした？」
「ここが持ち場ってことは、もしかしてですけど」
「あぁ、うん。改めて自己紹介した方がいいか？俺は」
「らっでぃ、いつもの」
「と、いうことでね。どうも皆さんこんにちは、
「嫌ですけど」
「即答かよ」
むしろなぜこの流れでOKすると思ったのだ。
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おもちやよ〜 - ごめん。控えめにいって神です (8月24日 1時) (
レス) @page42 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
fill kuura(プロフ) - ラダセン出てくるの最高でした！大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (8月20日 18時) (レス) @page36 id: d205f07b19 (このIDを非表示/違反報告)
らぴ(プロフ) - も、もしかしててて…！つむせんヤンのデレですか…！？ありがとうございますｺﾞﾌｯ (8月16日 21時) (レス) @page31 id: dcebd836c6 (このIDを非表示/違反報告)
ひのや(プロフ) - 更新ありがたいです！夢主ちゃんに絆されてるイチョウ先生も良きですねぇ！いつも楽しませてもらってます！ (8月16日 3時) (レス) @page31 id: cd87d954a1 (このIDを非表示/違反報告)
麗 - エイト先生とイチョウ先生の手合わせ、。やばい。次が楽しみです！！更新待ってます！！ (8月7日 23時) (レス) @page20 id: 1a0bf65f30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：匿名希望:我妻さん | 作成日時：2023年8月2日 19時
