【合宿編】お話15 昼食 ページ15
ーーー時間は過ぎ、昼食の時間となった。
マネージャー陣は作った料理を皿に盛り付け、テーブルの上に並べていく。
今回の昼食はスタミナ料理…と言えばいいのだろうか。…まあ、そんな感じの料理を作った。
私---鈴木A---は、準備が整った食堂をキッチンの中からぐるりと見回し、改めて料理の多さを実感する。何せ部員数はとてつもなく多い。それにプラスして、マネージャー、監督たち、それから特別に来てもらった風丸さんたちの分まであるのだ。よくもまあ、少ないマネージャー陣だけでこれだけ作れたよなあと思う。
と、後ろから騒がしい声が聞こえてきた。どうやら部員達がやってきたらしい。私は食堂の入り口に目を向けた。
「あ“ー、お腹すいたー!」
「飯だ飯ー!」
「おぉ、すっげぇ量だなぁ」
口々に様々な事を言いながら、わいわいと入ってくる部員達。よっぽどお腹が空いているのだろう。全員、入ると同時に真っ先に席に座っていって、早く食べたそうにしている。私はそれから目を逸らし、キッチンの中にある椅子に腰掛ける。目の前には、大きな鍋。きっとおかわりする人がいるだろうから、１日交代で注ぐ当番を決めたのだ。最初の今日は私と海王学園のマネージャーさん。(ちなみに、お昼ご飯は先に頂いておいた。)
「…こうやって一斉に選手達が集まっているところを見ると、やっぱり多いなあって思いますね」
ぽつんと、隣にある椅子に腰掛けている海王学園のマネージャーさん(名字は確か陣内…だった気がする)が言う。私はそれに「そうですね…」とだけ返す。先程からぽつん、ぽつんと、ゆっくりなテンポで話していた。
と、そんな事をしている内に。どうやら部員達は食べ始めたらしい。色んなところから「旨い」や「そこのソース取って」などの言葉が聞こえてくる。
「…皆、すぐにおかわりしに来そうですね」
私が前方の部員達を眺めながらそう言うと、陣内さんは「こりゃ大変になりそうだ…」と、まるで独り言のように言った。私もこれから起こるであろうお代わりしに来た部員達の波を思い、深い溜め息を吐いた。
ーーーそのわずか数十分後。予想通り、私達二人はお代わりをしに来た部員達の波に襲われたのだった。
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オールド(プロフ) - 更新頑張って下さい！ (2018年10月1日 22時) (
レス) id: 3d85a877e5 (このIDを非表示/違反報告)
ももも - 更新ファイトです！！ (2017年7月6日 20時) (レス) id: 07724fe921 (このIDを非表示/違反報告)
創造主@ヘタリア10周年おめでとう(プロフ) - ゆゆなさん» コメントありがとうございます〜。受験無事に終わって一安心してますw 更新お待たせしてしまって申し訳ないです。頑張りますねぇ(o^∀^o) (2017年6月27日 19時) (レス) id: 34f3a79f84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆな(プロフ) - お久しぶりです！受験お疲れ様です！更新待ってました！これからも頑張って下さい！ (2017年6月21日 22時) (レス) id: 4e6304c072 (このIDを非表示/違反報告)
創造主@復活 - あ、あとひとつ…。作者はこの度ツイッターなるものを始めました…。どうぞ気になる方は私の作品欄にお立ち寄り(？)を…。明日中には名前とIDをあげておきます(多分) (2017年5月14日 3時) (レス) id: e9f0406932 (このIDを非表示/違反報告)
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