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とりあえず祐希に写真お願いされてたし、
何枚か送ってやろう。
まさかしひとつ。
祐希はぁ?かわいいむりやばなにこの表情俺の事やりにきてるうそだろかわいすぎてる隣で見れてるマサさんが憎いこんなに憎いと思ったことないでもAちゃん可愛くてそんなのどうでもよくなってくるそれくらいやばい破壊力尋常じゃないなんでこんなに可愛いわけ俺この子と付き合ってるとかまじで言ってる?いやまじです付き合ってます大好きですごめんなさい可愛すぎですありがうございます
………こいつこんなんだったっけ。
『マサくん？』
身長差あるからスマホの画面は見られなかったけど
俺のドン引きしてる表情は見られた。
｢いや、ちょっと、祐希から変なもの送られてきて。｣
嘘はついてない。
『祐希から…？』
｢太志が変なことしてるよ〜｣
ごめん太志。
そうやって心の中でそーっと謝れば、
「なにしてくれたんです？」
って、若干怒りながら笑顔で迫ってくる太志が浮かんだ。
敵に回すやつ間違えたな〜。
まあ、大事な妹のためについた嘘なら許してくれますよね。
まさかなり引いた。
とりあえず軽く返事をしといた。
その後ずっと通知がなるもんだから、
まさうるさい
そう返して、通知を再びオフにした。
いっその事今だけブロックしてやってもいいな、
なんて考えもあったけど、俺は優しいからやめといた
『おいしい…』
ﾊﾟｼｬｯ。
『？？』
｢気にしないで？｣
あまりに可愛すぎて反射で撮っちゃった。
俺が静かにニコニコ見たせいで
音が聞こえてしまって、危うく気付かれるところだった。
…うん。これは俺だけのにしとこう。
そう心に決めて、ホーム画面に設定する。
｢相変わらず美味しそうに食べるよね｣
『おいしいもん』
そりゃそうだよね。うん。
｢そっかそっか。連れてきたかいがある。｣
『ありがとう！』
いつも優しいAは俺にだけちょっと冷たいけど、
こうやって時々見せてくれる甘い笑顔が
俺の心を癒してくれる。
それに、ちょっと冷たいのも、
幼馴染みの特権……ですからね。
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作者名：すずきもち | 作成日時：2023年10月29日 3時
