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次のアルゼンチン戦も、フルセットの激闘をしたものの、無事に勝利を収めた。
こうして、またもや奇跡の全勝をし、ネーションズリーグ第2週を終えた。
『やっぱり日本が1番です……』
そう言って甲斐くん、健太郎さん、有志とわちゃわちゃしてるA。
まって。甲斐くんと有志は分かるんだけど、なんで健太郎さん普通に混じってんの。
まあ…いっか。そういう人だもんな。……失礼だけど。
西田｢いや〜…疲れたーーー…｣
『しばらくは家かホテルでのんびりしたい…』
甲斐｢お疲れ様、マネージャーめっちゃ頑張ってたね｣
甲斐くんがAの頭を撫でる。
普通なら嫉妬するだろう。
でもなぜか、甲斐くんは嫉妬しない。むしろ、Aとの絡みは本当に癒しでしかない。
｢うちのAがお世話になっております｣
甲斐｢そんな、とんでもない笑｣
このやり取りも慣れてきた。
そして次に口を開くのは絶対に
太志｢まだ！！ぎりぎり！！！うちの！！！！！｣
こいつ。
付き合うことは認めてたし、なんならちょっと嬉しそうだったのに
いざそれっぽい発言をするとこうやって威嚇してくるのが太志。
『第3週はどこでしたっけ…』
藍｢Philippines｣
西田｢調子に乗っとるなぁ〜…｣
藍｢まったく、乗ってませんが？｣
サングラスかけてそれをクイッてやるのは完全に調子に乗ってると言えるよ。
｢Aはこの変な藍から離れとこうか｣
『えっ、あ、えぇ…！』
藍｢なんか日に日に俺の扱いがおかしくなってる気がしますけど！？！？｣
そんなことはない。
たぶん。
ネーションズリーグが終わって少し気が抜けてるだけだよ。
たぶん。
『…祐希、本当にお疲れ様！』
｢ありがとう。Aも大変だったね。お疲れ様。｣
関さんと山さんに一言いって、2人で少し散歩に出た。
｢まあ〜…この後はかなりの強豪との戦いになるからなぁ…｣
『うーん……でも、奇跡を起こすのが龍神NIPPONだよ！』
少し悩んだ後にすぐパッ、て笑顔向ける姿……大好きだなぁ…。
｢そうだね……ねえA。｣
『なあに？』
上目遣いで言われたらそれは悶えるしかないの。
｢大好きだよ。｣
俺の大好きな人は
顔を真っ赤にしながら笑顔で、
“私も！”
そう言った。
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作者名：すずきもち | 作成日時：2023年10月29日 3時
