マネージャーになってよかった (ページ11)

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頼れるマネージャー。ページ11

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帰ってからマサさんに即連絡した。

祐希マサさんマジで焦ったんですけど絶対ちょっと狙いましたよね
まさひろバレたか。や〜…いじれる人が出来たらいじらないといけないだろ?
祐希何言ってるか全く分かりませんけど、祐希呼びして貰えることになったからいいです笑

まさひろそらよかったです。Aの事頼んだ〜
祐希あんま嫉妬することやらないでくださいね?
まさひろそれは分からない。まあ、俺も今まで通り仲良くさせてもらうけどもちろん恋愛感情は無いから安心してよ。

ほんと、なんで恋愛感情ないんだろうか…？

いや、そりゃあもちろんいくら可愛くても恋愛感情は抱かないことなんかあるけどさ、
あんなに可愛くて、優しくて、ずっと一緒にいるのに好きにならないんだ？

マサさん、強いな…

そんなことを思いながら椅子に座って一息つこうと思った時、
龍神NIPPONグループLINEに連絡が来た。

Aこんな時間に申し訳ないのですがブラン監督がホールに集合してほしい、とのことです

時刻は23時。遅くない時間とも言えないし遅すぎる時間でもない。
ただ、このホテルの人達はほとんど寝てるだろう。

太志了解。連絡ありがとう
おがわりょーかいー、ありがと〜
藍了解!すぐ行くわ〜!

何があってもいいように、このグループLINEは基本すぐに見るようにって言われてる。

今回もすぐに多くの返信があった。
俺も行くとするか…。

Aに会えるなら、とか思いながら部屋を出た。

ホールに着くと、もう既にかなりの選手が集まっていた。

もちろんその中にはAもいた。
藍と太志と話してる。

相変わらず可愛い笑顔…。

ただ、ブラン監督はいなかった。
呼び出した張本人が居ないのはなぜ…？

すると、最後に有志がのんびり登場し、Aは全員が集合したのを確認して手を叩いた。

一斉に視線が集まる。
選手の前では話すのに慣れたらしく、今ではスラスラと話せるようになってる。

選手の前では、ね。

『ごめんなさい、こんな時間に呼び出してしまって…』

藍｢ブラン監督が呼び出したんやろ〜？｣

太志｢張本人いないよね…？｣

『伝言を預かってます！

その、次のネーションズリーグに向けてみんなで話し合って欲しい、とのことです！』

なるほど…だからホテルの人もまったくいないのね。