もったいないから ページ43
ヒ「どんなに探しても見つからず、どこかで息絶えてしまったんじゃないかって♣」
『…。』
ヒ「そんなある時、彼の仲間から情報がはいってね、君とその両親のことがハンター専用サイトに出ていたみたいだ♦」
＿ハンター専用サイト
母さまから聞いたことがある
基本、母さまは情報収集をするとき、そのサイトを利用するらしい
これでも両親はれっきとした”ダブル”の称号を持つハンター
凶暴な犯罪者、A級指名手配犯の逮捕にも多く関わってきたことがあるほどだ
私も何度か仕事についていったこともあったけど…
まさか自分のことまで乗っているだなんて
ヒ「彼らも一応追われる身だからね、敵の情報を調べているうちに君ら家族のことが浮かび上がったみたいだ♦」
『そんな…。』
ヒ「君の情報についてはかいつまんだ程度のものしかなく、外見的な特徴しか書いてなかったそうだ♣でもその特徴から、彼は君だって気付いたそうだ♦」
『そう、だったんだ…。』
ヒ「君が生きていると知ったクロロは、団員達に君を探すよう指示していた♦勿論、このボクにもね。」
『…もしかして、試験開始前に私に近づいたのって、そのことを知っていて確認するためだったんですか？』
ヒ「まさか♣言っただろう、思い出したって。それにボクも当初はそんなに興味なかったし♠」
実物を見るまではね♥、何て言ってヒソカは怪しく微笑んだ
でもこれではっきりした
クロロ自身も、私に会いたがっていること
＿＿でもどうして？
サイトで私のことを知ったんだったら、私がブラックリストハンターの両親に引き取られたことだって知っているはず
そんな私に近づくということは、自分たちを危険にさらすことになる
そして団員達にも指示を出しているだなんて、何でわざわざそんなことを？
『この試験が終わったら、ヒソカはどうするつもりですか？私をクロロに引き渡すんですか？』
ヒ「それも面白そうだけど、出来ればボクはこのまま君の成長を見ていたいな♣」
『は？』
ヒ「君はまだまだ強くなる、中途半端な状態で彼に合わせてもつまらないからね♦」
『…何を企んでいるのか分かりませんが、とりあえず掴まる心配がなくなったので安心しました。』
＿＿今聞き出せるのはこんなものですかね
『長々とすみません、話してくれてありがとうございます。』
ヒ「どういたしまして♥」
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ルナっと(プロフ) - (名前)みやさん» 感想ありがとうございますm(__)m本日からまた復帰になりましたので、どうぞよろしくお願い致します! (2021年7月6日 22時) (
レス) id: 9f59c03832 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)みや(プロフ) - とてもとても面白かったです！ (2020年1月20日 14時) (レス) id: 327b0926c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナっと | 作成日時：2019年6月11日 23時
