ハゲゾー参上！ ページ38
先ほど歩いてきた道をもう一度戻る
割と相当な距離を歩いていたので、戻るだけでも一苦労
数十分ほど歩き、やっと元の位置に戻ってきた
しかし
『(…ない、ない！そんな！！)』
確かにここであっているはず
それなのに、私の荷物はどこにもなかった
道中も念のため注意してみたものの、それらしきものは落ちていなかった
そんな時だった
？「よお、この荷物あんたのか？」
そこにいたのは、自らを忍びと名乗る彼だった
ハ「ああ、名を名乗ってなかったな！俺は”ハンゾー”、実を言うと俺忍びなんだ！！」
この人ともよくお会いしますね…
そして自己主張が激しい←
『ハンゾーさん、ですか…私はAと言います。』
ハ「確かあんた、よく４４番と一緒にいたよな？知り合いか何かか？」
『えっと、一応試験時に知り合ったばかりですけど…それよりも荷物返していただけませんか？』
そもそも何であなたが持ってんですか！
ハ「おっと待ちな、その前に質問に答えて欲しい。」
情報と交換こってことですか、早く返してほしいのに！
ハ「まずあんた、Aと言ったな、受験番号は何番だ？ターゲットは？」
『あいにくですけど、私は誰のターゲットでもありませんよ。』
そう言い、私は自分のプレートと引いたクジを見せた
ハ「成程、同じ番号を引いたのはあんただったのか。」
『納得していただけたようで何よりです』
ハ「もう一つ質問だ、この番号に見覚えはないか？」
彼は自分のターゲットの番号を見せてきた
１９７
『ああ、何となくですけど覚えてますよ？』
ハ「それは誰だ？」
『確か三兄弟の誰かがその番号だったと思います。』
丁度私の前だったし、数字も連番だったから何となく覚えてたんですよね
ハ「…わかった、ありがとな！」
これは返すよ、と言いやっと荷物を返してもらえた
もしかして、その情報を聞き出す為に私の荷物を拾ったんでしょうか
ハ「じゃあな、お互い頑張ろうぜ！」
そのままうるさい忍びは木陰へと消えていった
そうだ！中身は無事かな？
確認してみると、ちゃんと何も取られずにいた
良かった…！
”これ”だけは絶対なくさないようにしないと！
私の、いいえ
”私たち”の大切な宝物ですから……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 148人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルナっと(プロフ) - (名前)みやさん» 感想ありがとうございますm(__)m本日からまた復帰になりましたので、どうぞよろしくお願い致します! (2021年7月6日 22時) (
レス) id: 9f59c03832 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)みや(プロフ) - とてもとても面白かったです！ (2020年1月20日 14時) (レス) id: 327b0926c9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルナっと | 作成日時：2019年6月11日 23時
