女だからって ページ25
ゴキゴキと顔の形を変えて、ようやく変化が留まった
イ「＿＿俺は”イルミ”、キルの兄だよ。」
そこには黒髪の猫目の男性が立っていた
イ「ま、今は”ギタラクル”って名乗ってるんだけど。キルにはばらさないでよ？」
『え？実の兄なのにですか？』
イ「うん、隠れてキルの様子をうかがう為だから。」
んー、何か引っかかりますけど、でも…
『弟思いなんですね、キルアもこんな優しいお兄さんを持って羨ましいです。』
イ「ホント？そんなことを言われるとは思わなかった。」
そんなことを言っているうちに、広い場所に着いた
まるで闘技場みたい…
すると、アナウンスがスピーカーから流れた
[よくきた！私は第三次試験、試験官の”リッポー”だ。今から君たち二人には、ここに収監されている死刑囚とデスマッチをしてもらう！！]
『…デスマッチ』
リ[勿論、二人して勝たなければ次の部屋には進めない！そして、相手の息の根を止めない限り、試合は続くことになる。]
イ「なんだ、それくらいなら簡単だ。」
『本気で言ってます？』
イ「だって死刑囚なんでしょ？手心を加える必要性なんて一切ないし。」
『まあ、そうなんですけど…。』
＿＿向かい側の扉から、死刑囚が出てきた
リ[では、諸君の健闘を祈る！]
イ「…どうする？何なら俺から行った方がいいかい？」
『いえ、私から行きます。』
中央のフィールドに進む
私の相手は、体格のいい巨漢だった
「へへへっ…何だ？お嬢ちゃんが相手か？こいつは楽勝かもしれないな！！！」
『随分と自信があるようですね？』
「そりゃあな、お嬢ちゃんじゃあ準備運動の間に終わっちまうぜ！」
そういうと男は私向かって勢いよく飛びかかてきた
＿＿＿今回ばかりはしょうがないか…
私は男の攻撃をよけ＿＿＿＿
ズガンッ！！！！！！
男の頸椎に向かって強力な蹴りを一撃食らわせた
そして、男は勢い余って床に倒れ…
そのまま動くことはなかった
イ「…へえ」
『甘く見ないでください、なるべく苦しまないようにしましたけど…。』
ああ、もう聞こえてないですか
『それじゃあ、後は頼みました、イルミ。』
イ「わかった。」
短く返事をすると、私はイルミと交代した
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ルナっと(プロフ) - (名前)みやさん» 感想ありがとうございますm(__)m本日からまた復帰になりましたので、どうぞよろしくお願い致します! (2021年7月6日 22時) (
レス) id: 9f59c03832 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)みや(プロフ) - とてもとても面白かったです！ (2020年1月20日 14時) (レス) id: 327b0926c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナっと | 作成日時：2019年6月11日 23時
