喧嘩上等 ページ13
『…本物の試験官なら、ハンターの証であるライセンスを持っているはずですよね？』
ゴ「え？じゃあ、あの人もハンターなの？」
『ええ、なにせ協会の審査委員会から直々に依頼されてるハンターが、無償で任務に就くものですから。』
そう、いくら人面猿でもライセンスまでは偽造できないはず
もし偽物を用意しても、両親のライセンスカードを見たことがあるから、一発でわかる！
それに＿＿＿
？「カードはそいつに盗まれた、不意打ちされて何もかもだ！！」
『…盗まれた？』
ク「なるほどな。」
レ「それじゃあ、どっちがカードを持っていても証拠にはならねえ…！」
＿＿ヒュン！！！
レオリオがしゃべり終えると同時に、トランプが試験官二人に向けて飛ぶ
『なっ！？』
ヒ「クククッ、なるほどなるほど…♦これで決定、そっちが本物だろう？」
自称試験官、人面猿はそのまま彼のトランプの餌食となった。
ヒ「さっき”彼女”が言った通り、試験官は審査委員会から依頼されたハンターが無償で任務に就くもの♣」
『…。』
ヒ「我々が目指すハンターの端切れともあろうものが、”あの程度”攻撃を防げないわけがないからね♠」
またもや全体がざわついた
キ「…わざとらしいな。」
ゴ「え？」
ク「ハンターたるもの、人面猿ごときに不意をつけられるなんてことはあり得ない。」
レ「え！？」
『その通り、なのに…彼はわざわざ試験官を攻撃した。』
ヒソカはサトツさんの注意を適当に流すと、こちらに目線を合わせてきた
＿＿笑顔なのが余計ムカつく
彼に念の文字をかき、宙を指さして読むように促す。
＿＿”つくづく嫌味な方ですね”＿＿
ヒソカはそれに気付き読み終えると、ニッコリと微笑み、
＿＿”何のことだかさっぱりだな♥”＿＿
と、返してきた
よし、喧嘩売ってるとみていいんですよね？
そうですよね？ね！！
ゴ「A、どーしたの？」
キ「何で拳に力入れてんだ？」
『いいえ、お気になさらず…。』
…非常にまずい
私があのまま正体を暴いていれば、最低限暴動は抑えることができたかもしれない。
でも、今のヒソカの言動を見て、彼に対するほかの受験者の警戒心が一気に上がった
試験中、あわよくばこの霧に乗じてて彼を排除しようとする人が出てくる可能性が高い
…そんなの余りに危険すぎる
このまま何も起きなければ良いのですが…
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ルナっと(プロフ) - (名前)みやさん» 感想ありがとうございますm(__)m本日からまた復帰になりましたので、どうぞよろしくお願い致します! (2021年7月6日 22時) (
レス) id: 9f59c03832 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)みや(プロフ) - とてもとても面白かったです！ (2020年1月20日 14時) (レス) id: 327b0926c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナっと | 作成日時：2019年6月11日 23時
