人気者のアイツ。【青桃】

同居？？ ページ26

桃side




ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ



「…、ん…だれ…」



次の日の朝、ぐっすり眠っていると電話がなった。
画面を見ると"神ちゃん"の文字。





「…もしもし…」




緑「のんちゃん！誕生日おめっとー！」




…ああ、そっか、今日俺、誕生日やったんや





「ありがとう、神ちゃん」




緑「うん！あ、あとな今からあの海に来てくれん？」




「…今！？！？」




緑「そうそう！じゃ！そういうことで！」





「え、まっ、」




ﾌﾞﾁｯ





…なんや、急に…


…まあ、行くか…




約30分程で用意を済まし、玄関のドアを開けて、海へ向かうと10分ほどで着いた。







「……綺麗…」





鮮やかな青色。太陽で照らされた青空。

…そういえば、ここ流星とも来たっけ。

あかんあかん、考えんのやめよ



「…ん…？」





その時、無意識に着ていたパーカーに手を突っ込むと何か入っていた。



「…これ…」




…流星と初めて遊んだ時にお揃いで買ったやつや

…なーんで今、出てくるんやろうか




涙が溢れてきそうで、手を挙げて海に投げようとした。



…けど、





「…っ…、はっ…」





涙がたくさん溢れてきたのはなんでやろうか。
徐々に徐々に手が下がっていってぎゅっとそれを握ったのはなんでやろうか





「……さいっあくな、誕生日やんか…笑」





高校になってからの初めての誕生日がこんな最悪やなんて、自分でも笑けてきた。






目を瞑って、今までの流星との思い出を振り返ると涙が止まらない。


でも向こうには相手がいるわけで邪魔者は俺。




「…今でも、大好きです…。ばいばい…」




そう一言だけ吹いて、もう一度手を挙げて海に投げようとした時やった。









青「人から貰ったもん捨てんなや。ばーか。」







・







テストがあったので更新やすませていた抱いてました！


更新待ってますという言葉がきてとても嬉しかったです！



…5教科、各70点代ぐらいかなあって感じです…笑



これからもよろしくお願いします( *¯ ꒳¯*)



いちご18

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