人気者のアイツ。【青桃】 (ページ15)

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キスの日。番外編ページ15

桃side

緑「今日はキスの日やねんて。」

学校で神ちゃんがそう言うてた。まあ熱い夜をすごすんやろう。なぜなら重岡くんが笑顔で神ちゃんにキスをせがんでいたからっ！！！

「…キスの日かぁ。」

………流星、今日がキスの日ってしってんかなあ。
って……、何で俺あいつのこと思い出すねん

付き合ってる訳でもないのに…！！

赤「とーも！帰ろ！♡」

放課後になると速攻クラスにやってきた重岡くんと流星。ニヤニヤしてる重岡くんとそれに呆れている流星。

青「こいつ、ずっと、キスの日、キスの日ってうるっさいねん。神ちゃんどうにかして」

…知ってるんやあ…。

緑「あーーー！！大毅帰るで！！流星、のんちゃんばいばい！！」

そう言うて2人で帰って行った。羨ましい…。

青「俺らも帰るかあ」

「う、うんっ」

…あかん、あかん、意識し過ぎや俺。

「…知ってたんや。今日がキスの日、って。」

青「しげがうるさくてな。嫌でも知ったわ笑」

「そ、そう、なんや」

…会話が続かへん…。
あぁぁぁ！！変に意識すんなや、俺！

なんで、ちょっとして欲しいとか思ってんねん…！

青「なん、どしたん」

「えっ！？いやっ、なんでもない！」

異変に気づいたのか心配そうに見つめてくるか慌てて話をすすめる

「そう言えばなっ！えっと、今日のご飯、すき焼きにしよう思ってんねん、ほらっ、あのっ、わっ！」

適当に話題を帰る時急に腕を引っ張られて抱きしめられる

「なん、なんよ」

青「なに、したいん？キス。」

「はっ！？なにい、…んん…」

後頭部を持たれて勢いよく唇をぶつけられる。
反射的に目を閉じてしまって、しばらくすると唇が離れた

青「顔真っ赤やん」

「……ねっ、」

青「…ん？」

「…もっかい…」

青「おまっ……」

「…んっ……」

驚いた顔をした流星は、今度はゆっくり顔を近づけてきて、唇が重なった

青「…帰るぞ」

「…うんっ」

そう言って1歩前であるく流星の耳と後ろから着いていく俺の顔がとてつもなく赤いことには気づかなかった