＊第１７話＊ ページ20
A「ハァ…」
気付けば私は隼也を慰めたあのロビーに来ていた。
A「ついさっき企画のこと承諾したばっかなのに…」
どうしよう…隼也に何か言われるかな…。
責められたらどうしよう…。
その時だった。
隼也「A」
A「し、隼也…。」
隼也「隣良い？」
A「えっ…うん…」
隼也は私の隣に腰を掛けた。
どうしよう…会話が成り立たないよ…。
ほんの少しの沈黙が長く感じてしまう。
それを破ったのは隼也だった。
隼也「俺さー…、Aが居なかったら何も言い返せないままだったかも。」
A「…え…？」
隼也「でもいつまでもAに頼ってちゃダメだよな…」
A「隼也…それってどういう…？」
隼也「行ってきなよ。出張。」
A「…え…？」
隼也「今回の企画、俺１人でやってみる！」
A「隼也…分かった！会長に言ってくる！ありがとう隼也！」
そう言って私は再び会長室に向かった。
振り向くと、隼也が笑顔でこっちを向いてる。
その笑顔に答えるように、私も微笑んだ。
次の日───。
A「じゃあ…行ってきます！」
朱里「気を付けてね？」
崚行「頑張れよ！」
A「うん！あっ、隼也！」
隼也「何？」
A「手出して？」
隼也は黙って手を出した。
私は隼也の腕に何かを巻き付けた。
隼也「これ…」
A「お守り。昨日作ったの。」
私は自分の腕に巻き付けたミサンガを見せた。
隼也は青、私は赤。
A「じゃあ…行ってきます！」
そう言って私は北の国支局に向かった。
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まいこ - 読みました！面白かったです！ (2014年4月9日 21時) (
レス) id: e6f053a79d (このIDを非表示/違反報告)
みかん☆ - ドキドキです！！！ (2013年11月8日 18時) (レス) id: 79808e5b72 (このIDを非表示/違反報告)
スヌーピー - ムチャクチャ面白いです!! 頑張って下さい!!o(^▽^)o (2013年9月21日 20時) (レス) id: 6072a1e0db (このIDを非表示/違反報告)
MiKiFeari2(プロフ) - ちょー面白い！楽しみに、してます！ (2013年9月20日 21時) (レス) id: 25ca1ee50e (このIDを非表示/違反報告)
由季 - めっちゃ面白いです！続きが気になる♪ (2013年9月16日 12時) (レス) id: 642319fdb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Non☆No | 作成日時：2013年9月11日 22時
