すいかとみかんとママレード(黒×橙) (ページ44)

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あとがきページ44

皆さんこんにちは、作者のキキララです！
お気に入り登録、評価してくださった皆さんありがとうございます！

「すいかとみかんとママレード」、いかがだったでしょうか？

目黒くん視点が多かったのに彼が失恋する形となったので、思ってたのと違うと思われた方おられるかもしれません、そこはすみません、、

決まりきった結末とは違う物語、まためちゃくちゃ切ない三角関係ものをいつか書きたいと思っていたのでこの結末に致しました。ご理解願います、、

いつものように作品について述べさせてください！

◇タイトルについて
タイトルだけでは想像しにくいお話だったと思うので、タイトルの意味についてお話させてください。

すいか＝めめ、みかん＝こーじくん、ママレード＝主人公、という由来で名付けました。

何故めめ＝すいかかというと、

すいかって、表面は落ち着いた緑色で、でも中身は赤や黄色ですよね？(黄色いすいかってあるんです！)
それが目黒くんに似ているのかなと思いました。

つまり、見た目はすごく落ち着いているんだけど、中身(心の中)は燃えるような熱い思いを秘めている、
何とも思ってないフリしながら、主人公への特別な気持ちを内に持っているという理由ですいかと重ね合わせました。

一方のみかん＝こーじくんについて。

まあオレンジと言えば彼ですし、、笑

でも一番の理由は、めめと正反対ということを表そうとみかんにしました。

夏が旬のすいかに対し、冬が旬のみかん。

途中、ラウールと花火大会に行っている場面、めめがこーじくんのことを「(誤魔化すことを覚えた)俺とは正反対で。」と考えている所がありますが、2人の対比というのを表したかったです。

そして、そんな2人と恋をするのが、ママレード＝主人公。

でもその恋には、甘いだけでなく苦さもある。
それを、甘さのなかに苦さがあるママレードに重ね合わせました。

解説は以上です。笑

最後のめめの心情に、作者が伝えたかったことを詰め込みました。

"ラブストーリーに脇役なんていない"

結ばれなかった人間は決して脇役なんかじゃない。

目黒くんを通して、皆さんの心の片隅にそう思って頂けるほど嬉しいことはございません。