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そんな光景を見てしまう日々。
何日も続いたある日、部活にも行く気になれなくて1人門を出る。
信号待ちをして、本当に何の気なしに右を見た時、
羨ましいほど整った顔と目が合った。
１組の目黒。
無視するのも違うから一応会釈すると、フッと笑われた。
何だこいつ？
「サボり？」
「お前こそ」
「サッカー部今日休みだから」
そして目黒はとある方向を指差して言う。
「ポテト食べたくない？」
「はっ？」
.
「あーうま」
クラスも違う初対面といきなりサシ。
まあ俺も、ほぼ初対面だったのを家に呼んだ前科があるから言えないわと勝手に一人で完結させた。
「何か、思ってたのと違うわ」
「何が？」
「目黒が」
「どういう意味？」
「ほら、あんま言いたくないけどイケメンだから、もっと近寄りがたい感じなのかと思ってたらめっちゃマイペースだから」
「よく言われる。ちなみにちゃんとB型だよ俺」
「ちゃんとの使い方合ってんのか知らないけど俺もB」
「だと思った」
「失礼だな」
「同じ空気感を感じただけだよ。マイペースそうだなって」
"思ってたよりマイペースな人で…"
前にAさんも目黒のことそう評してたな。
そんでその後俺に言ってくれたんだった。
"渡辺くんには渡辺くんの良い所があるじゃん"
こんなことからでも思い出すとか。深いため息をつく。
「何思い出してたの？」
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キキララ(プロフ) - さあさんさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけたんですね😊作者としてたいへん嬉しいです！ありがとうございます✨ (5月1日 9時) (
レス) id: 16c60907ce (このIDを非表示/違反報告)
さあさん(プロフ) - 面白くて一気に読み終えました。情景が浮かんでキュンキュンします。。 (5月1日 7時) (レス) @page46 id: a428b66a33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キキララ
| 作成日時：2023年11月19日 17時
