２４．レセプションパーティ ページ26
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セントラルタワーの2階のレセプション会場。
ママが知り合いの人と喋っている中、私は1人でジュースの注がれたグラスを片手に乾杯を待っていた。
早く美味しい料理が食べたくて仕方がない。
(百ちゃんも早く来ないかな)
パパが買ってくれた新しいドレス、今日は周りの目は気にせずにせっかく可愛い格好をしたのだから見てもらいたい。
有名なヒーローが数名、その中にはオールマイトも居る。
「えー、ご来場の皆様…」
司会者がやっと話し始めた。
なにやら乾杯の音頭と挨拶はNo.1ヒーロー、オールマイトがしてくれるらしい。贅沢な乾杯だ。
「A」
『ん？』
「今日は一段と可愛いよ」
私の隣へと戻ってきたママがにっこりと笑ってそう言ってくるもんだから、照れ隠しで「分かってるよ」と登壇したオールマイトに視線を向ける。
「ご紹介に預かりました、オールマイトです。堅苦しい挨拶は───…」
オールマイトがそこまで言った時だった。
彼の背後のモニターが真っ赤に染まり、サイレンが鳴り響く。ママが隣で小さく悲鳴を上げた。
『なに…？』
《I・アイランド、管理システムよりお知らせします。警備システムにより、I・エキスポエリアに爆発物が仕掛けられたという情報を入手》
響き渡る島内の放送。
厳重警戒モードに移行するとのことだ。
《また、主要施設は警備システムによって強制的に封鎖されます》
繰り返しその言葉が流れる。
その時、開いたドアから銃を構えた人が数名入ってきた。
この場にいる人々が悲鳴をあげる中「聞いたとおりだ」と入ってきた男が口を開く。
「警備システムは俺たちが掌握した。反抗しようなどと思うな。そんなことをしたら…」
パチリとモニターが切り替わり、島に設置されている監視カメラの映像に変わる。
反抗なんてしたらこの警備マシンがこの島にいる人々に牙を剥くことになる、と。
人質はこの島にいる全ての人間…私たちも含め。
(でも、ここにはヒーローが…)
ぐるりと辺りを見回した私の目に映ったのは、捕縛装置に捕らえられたヒーローの姿。
壇上にいるオールマイトも、青く光る捕縛装置に身を捩らせていた。
「動くな！」
『ひ…！』
パン、と発砲音。
思わず喉が引き攣った。
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優兎 - いろいろヒロアカの小説って神作品多いよね(褒めてる) (2021年10月17日 22時) (
レス) id: 0546f8eab3 (このIDを非表示/違反報告)
涼宮(プロフ) - シズク。@ｲｪｲ！さん» ありがとうございます！ほんと羨ましいですね〜！百ちゃんとお友達！ (2021年10月3日 19時) (レス) id: a21cd312f2 (このIDを非表示/違反報告)
シズク。@ｲｪｲ！ - めっちゃおもろい！そして百ちゃんと友達っていいな〜夢主！ちょっと立場変わってくれないかn((殴 更新、頑張ってくださいｯｯ！ (2021年10月3日 18時) (レス) @page16 id: 7ae2ca5e7c (このIDを非表示/違反報告)
涼宮(プロフ) - 彩さん» ありがとうございます！続きも後々公開していくつもりなのでよろしくお願い致します！ (2021年10月3日 18時) (レス) id: a21cd312f2 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - とても面白くて一気読みしちゃいました！続きがとても気になります！更新頑張ってください！ (2021年10月3日 18時) (レス) @page16 id: 7d36b12761 (このIDを非表示/違反報告)
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