【男主】あー...えっと今吉の弟です... (ページ9)

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p7 晩御飯らな... ページ9

あの後すぐ家路につき

帰宅なう

あ、そのまま帰ってきちゃったけど

なんか食材あったっけなぁ…

とりあえず米は...

昨日の残りとレトルト使うか...

『っと、余り物も使わないと』

小声で呟き冷蔵庫を開ける

見つかった余り物は

豚肉、ハム、ソーセージ、卵

人参、キャベツ、キムチの素

卵の消費期限は3日後

ソーセージは明日弁当作るとして

晩御飯は...

『にーさーん晩御飯炒飯でいー？』

台所から花宮パイセンに

卍固めしてる兄貴に声をかけると

卍固めを解かずに

「ええで～」

とかえってきた

まこっちゃんも多分OKだろう

今はK.O.されてるがな

ﾋﾟｰﾋﾟｰｯ

まあ、いいタイミングで

米も温まったみたいだし

豚肉とハムとキャベツを細かく刻んで

フライパンにマーガリンをひく

キムチの素もあと少しだから

一緒に入れて

キムチ炒飯にしてしまおう

まあ、パラパラ具合は諦めよう

ベチョベチョじゃないだけいいだろ

俺の料理美味いし(自画自賛)

『兄さん、ご飯できたから

まこっちゃん解放してやって』

取り敢えず兄貴に声をかけながら

炒飯を盛り付けた皿とレンゲを置いてく

「はぁ…はぁ…っは…」

大丈夫かな…まこにゃん

『花宮先輩大丈夫デスカ？』

「心配してねぇだろ…それ」

大正解です

『そんなことないですよ？

まあ、ともかくご飯食べません？

早くしないと納豆ぶっかけますよ？』

花宮先輩に←

「やめろマジで」

さて早く食わんと冷めてまうわ

兄貴もう食い始めてるし

花宮先輩は

復活したっぽいしいいか

兄貴の真正面座ろ

花宮先輩は兄貴の隣で

「『いただきます』…」

ん、我ながら美味い

花宮先輩も何も言わず食い始めたし

まあ、大丈夫だろ

こうして今吉家+花宮先輩の

晩御飯は静かな雰囲気に包まれるのであった…

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【作者より】

誤字脱字がありましたら教えてください

花宮の呼び方募集中です((花:おい(怒)