【鬼滅の刃】今、伝説となりて ⑤ (ページ31)

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第211話～立派～ページ31

炭治郎side

煉「よもや助けられたな！！ありがとう！
Aのおかげでみな無事だ！！それに比べて俺は柱なのに情けないな！！！」

『…ううん、杏寿郎はすごい人だよ。柱として的確な判断をして被害を抑えた。立派だよ。』

あまり表情が変わらない…。

普段のAからは考えられないな…。

善「ﾊｧ…おーい！！」

「！善逸！！」

箱を持った善逸がこちらへ走ってくる。

善「乗客はみんな無事、誰も怪我してなかった！…ってAちゃん！！？どうしちゃったのその姿！？いやそれもまた違った感じで可愛いけども！！！」

『うるさい』ﾍﾞｼｯ

善「いてっ！」

伊「お前さっきのはなんだ！！説明しろ！！！！」

『あぁ、それは…』

ﾄﾞｸﾝ

『っ！！！？…い、た……っ！！』

「！A！？」

『ﾊｧ…ﾊｧ…ｳｯ……痛いっ……』

善「えっ、ちょどうしたのAちゃん！！」

煉「一先ず俺はAを連れて蝶屋敷へと向かう！！ここは任せたぞ少年達！！」ﾋｭﾝｯ

「はい！」

胸を抑えて苦しそうにしていたが大丈夫だろうか…。無事でいてくれよA。

……

Noside

今回の戦いのことは、鴉によってすぐに産屋敷と柱たちに伝えられ、緊急柱合会議が行われることとなった。

し「Aが！！？すぐ蝶屋敷へ向かわないと！カナヲ！！」

カ「ｺｸｯ!(A…！！)」

蜜「えっ……分かったわ！すぐ向かいます！！」

無「緊急柱合会議…？」

有「急ぐぞ無一郎！」

天「上弦の鬼が二体…無事だよな？」

悲「！何と…」

玄「Aがっ！！！？」

小「…即刻向かう。」

実「ﾁｯ、何やってんだあいつは」ﾀﾞｯ

義「っ！！！」ﾋｭﾝｯ

錆「！待て義勇！！」

お「二百人の乗客は誰一人として死ななかっただけでなくほぼ全員無傷…。

杏寿郎も無事か…ありがとうA、よくやってくれた。」