9話 ページ9
.
悟は任務で硝子も居ない。
自習なら帰ろうかと思ったが、担任が見張りに来たため叶わなかった。
せっかく二人きりなら今しか言えない話題を。
そう思った私は、ノートにペンを走らせながら口を開いた。
「先生、私、呪術師になるの辞める」
私の言葉に、夜蛾先生は今までに無い間抜け面を見せてくれた。
高専を出て、正式に呪術師として活躍する。その用意されたレールから逸れようとしているのだから当然か。
一般企業に就職するにしても、就職活動の時期などとっくに過ぎている。出遅れたどころの話じゃない。
「私、もう限界なんです」
どうせ、お先真っ暗なら、自ら望んだ地獄へ。
.
やれば出来るじゃん私。自分の意思通せるじゃん。
この選択をしたことで、私の心は軽くなった。
ラッキーアイテム
ダンボール
298人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すず(プロフ) - とある人さん» …残念ながら妄想大好きな人間です。心臓は…新たに拾ってきてください。コメントありがとうございます!嬉しいです! (2021年2月27日 10時) (レス) id: ba004c4373 (このIDを非表示/違反報告)
とある人 - あなた神ですか?心臓のストックもうないんですが (2021年2月27日 9時) (レス) id: ab117bd15b (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 舳さん» コメントありがとうございます。嬉しいです!色々な花言葉を探して、これしかないって思いました。 (2021年2月27日 9時) (レス) id: ba004c4373 (このIDを非表示/違反報告)
舳(プロフ) - 最高でした…花言葉調べて無事死亡しました。 (2021年2月27日 1時) (レス) id: 1f83f3c66d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:すず | 作成日時:2021年2月18日 21時