6話 ページ6
.
2008年12月7日。
「おめでと。」
「ありがと」
「待ってたぜ」
今年も硝子からコンビニのシュークリームを貰った。
「なあ、サプライズとかねぇの?」
「
そう言って硝子は、教室を出ていった。
「A、任務は?」
「ないよ」
「ケーキ買いに行こうぜ。」
.
.
「早く食おうぜ!」
学校を出たのは3時半過ぎ。悟の部屋に到着した頃には、すっかり日が沈んでいた。
コンビニで、チーズケーキかチョコケーキかで散々喧嘩した私たち。結局、間を取って苺のショートケーキにした。
今更ながら、なぜ互いが好きなケーキを選ばなかったのだろうか。
「いただきます」と声を揃えて、同時にフォークで掬った。
「美味しい」
「それな」
無意識に、私達は「美味しい」を共有したかったのか。
まるで、ホールケーキを食べているかのように。
ラッキーアイテム
ダンボール
298人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すず(プロフ) - とある人さん» …残念ながら妄想大好きな人間です。心臓は…新たに拾ってきてください。コメントありがとうございます!嬉しいです! (2021年2月27日 10時) (レス) id: ba004c4373 (このIDを非表示/違反報告)
とある人 - あなた神ですか?心臓のストックもうないんですが (2021年2月27日 9時) (レス) id: ab117bd15b (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 舳さん» コメントありがとうございます。嬉しいです!色々な花言葉を探して、これしかないって思いました。 (2021年2月27日 9時) (レス) id: ba004c4373 (このIDを非表示/違反報告)
舳(プロフ) - 最高でした…花言葉調べて無事死亡しました。 (2021年2月27日 1時) (レス) id: 1f83f3c66d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:すず | 作成日時:2021年2月18日 21時