15話 ページ15
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七海お誕生日おめでとうございます。
七海からのメッセージで、今日が自分の誕生日だということを知った。
「もう、25歳か」
七海が食事に連れていってくれたのが、先月の事のように感じる。
専門学校の授業料と生活費で貯金はカツカツ。バイトと授業の両立で、時間はあっという間に過ぎていた。
「あと、1年────」
約束の10年後まで、あと365日。
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桜が散る公園のベンチ。そこに座る人物に声を掛ける。
「久しぶり七海。」
「お久しぶりです」
暫く見ない間に、後輩は窶れていた。
「...仕事大変なの?」
「そうですね。...でも、転職することにしました。」
「呪術師に戻ります」と彼は力強く言った。
「そっか、死なないでね」
「...。Aさんは、これからどうするのですか?」
「開業する!
って言いたいところだけど、資金がないので暫くは雇われて働く。」
「いつか、フルコース食べさせてください。」
「まかせな!」
珍しく彼は、微笑んだ。
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ダンボール
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すず(プロフ) - とある人さん» …残念ながら妄想大好きな人間です。心臓は…新たに拾ってきてください。コメントありがとうございます!嬉しいです! (2021年2月27日 10時) (レス) id: ba004c4373 (このIDを非表示/違反報告)
とある人 - あなた神ですか?心臓のストックもうないんですが (2021年2月27日 9時) (レス) id: ab117bd15b (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 舳さん» コメントありがとうございます。嬉しいです!色々な花言葉を探して、これしかないって思いました。 (2021年2月27日 9時) (レス) id: ba004c4373 (このIDを非表示/違反報告)
舳(プロフ) - 最高でした…花言葉調べて無事死亡しました。 (2021年2月27日 1時) (レス) id: 1f83f3c66d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すず | 作成日時:2021年2月18日 21時