プロローグ ページ1
．
......
優しく顎を掴まれ、視線が交わる
「A、好きだ。」
赤い夕日が差し込む、二人だけの教室。
私達は、唇を重ねた____。
......
「ねえ、何見てんの？」
「えっ」
ふわふわした髪の毛に、可愛らしい太眉、色気を感じさせる泣きぼくろ....菅原が私のことを見下ろしている。
カッと顔が熱くなり、視界が歪んだ。
「わっ悪ぃ！すげぇ真剣な顔でスマホ見てたからつい...」
「泣くなよ！？」とオロオロする彼。
「...みた？」
「えっと...うん、夢小説ってやつだべ。」
「誰にも言わないで。親どころか親友も知らないの！」
大好きな夢小説は、私にとってコンプレックスでもあった。これを否定され、嘲笑われたら生きていけない。
だから、長い間秘密にしてたのに───。
「言わねーよ」
「本当に？」
「まじ。」
「本当に！？」
「じゃあ、ひとつだけ俺の願いも聞いて」
顎を掴まれ、視線が交わる。
「1週間、小説みたいな生活送るべ。」
ずっと追っていた作品はハッピーエンドだったのに、現実では夕日が差し込む教室で謎の生活がスタートした。
ラッキーアイテム
キムチ
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すず(プロフ) - Tatanさん» ありがとうございます！コメント嬉しいです‼ (2022年4月15日 7時) (
レス) id: 51a64d38cd (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - あめさん» 読んでいただき、ありがとうございます！番外編…嬉しすぎます！いつか、やらせていただきます！ (2022年4月15日 7時) (レス) id: 51a64d38cd (このIDを非表示/違反報告)
Tatan - 最高です！ (2022年4月14日 17時) (レス) @page10 id: a46c3a5e63 (このIDを非表示/違反報告)
あめ - ぐわああああああああ！！尊い…この作品めっちゃ好きです！！もう完結してますがあわよくば…番外編を作って欲しいです！！ (2022年2月3日 17時) (レス) @page10 id: aca36a2c7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すず
| 作成日時：2021年2月10日 10時
