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JMsaid ページ41
ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ
A｢はーい？｣
｢入ってもいいかな？｣
A｢どうぞ〜｣
ほとんど返事と同時に入った。
｢A、なんか悩み事あったりしない？｣
A｢ないですよォ〜｣
そういう彼女の目は腫れていた。
＿泣いていたんだ。
｢嘘つき、顔になんかあるって書いてあるように見えるのは気のせい？｣
そう言うと少しだけ歪む笑顔…
Aは何だか自分に似ているのかもしれない。
そう最近思い始めていた。
1人で抱え込まないでよ。
せめて自分にだけでも相談して欲しい＿＿
｢ねぇ、A
明日はオーディションでしょ？
どんなにパフォーマンスが良くても、コンディションが良くなければダメなんだよ？
＿＿＿＿＿大した事でなくてもいいから、言ってごらん？少しでも楽になるはずだから＿＿＿＿＿＿｣
＿＿＿＿＿＿＿
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作者名：スズカ@はらぺこ | 作成日時：2020年10月8日 14時
