＊紅一点の特権？ ページ26
『……もしも私が末っ子で甘えん坊だったら山ちゃんは甘やかしてくれてたかな』
涼介「……きもっちわる…」
引いたような表情で笑う山ちゃん。
それをなんと言うか。…苦笑い？
とにかく何言ってんだこいつみたいな目で見られる。
『ほぉら、よくあるじゃん？』
涼介「なにが？意味わかんないんだけど」
『じゃあ質問変える。…私がみんなにデレデレで毎日ハグするような子だったらどうする？』
涼介「どうするも何も…」
うぅん、と考えてる山ちゃん。
リアル金田一だ。4代目の金田一本人がここにいるよ！！
涼介「想像ができない…、俺は別に構わないけど、それは女としてどうなの」
『…確かにそこはそうだね。女としてのプライドを捨て、完全に男性ジャニーズと対等になろうとしているのか、それとも女の特権を使って甘えたいだけなのか…』
涼介「まじでなんの話？」
こっちの話だから別になんでもいいんだけど。
結局可愛い子だったらなんでも許されるんだよね。
山ちゃんは呆れた声でぼそりと「お前がそんなんだったら気色悪いけど」なんて呟いた。
ウン、安定の冷たさに逆に安心したよっ。
『もうひとつ質問いい？』
涼介「お前いつもそういう風に第一声で俺に尋ねるけど、俺の意見聞かねーだろ」
…そう言われてみれば。
話していい？
ちょっと聞いてくれる？
…とはいつも聞くものの、山ちゃんの意見とかぶっちゃけどうでもいい。どう返されても話すもんは話す。
『…もし私が倒れたら山ちゃんはどうする？』
涼介「そりゃあ…救急車呼ぶかして…」
『選択肢を授けます。1、お姫様抱っこで運ぶ。2、おんぶで運ぶ。3、そのまま放置』
涼介「さん」
『えっ』
私の反応に、楽しそうにクスクスと笑って「嘘だわ」と手で弄んでいたペットボトルを机の上に置いた。
涼介「お姫様抱っことか、お前の体重で俺ができるかな〜」
『…冗談？本気？』
涼介「冗談」
『ですよね。ちょっと焦るからやめてくれ』
きっと山ちゃんの場合なら、スタッフさん呼ぶか救急車呼ぶかの二択なんだろうけど。
((※実は実はでパート1のページ43にて、描写は無いものの山田くんが夢主ちゃん運んでます))
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ゆら。(プロフ) - ありなさん» わー！素敵なリクエストありがたいです！ただ、今まだリクエスト企画行ってないので、リクエスト企画を行う機会があれば、書かせていただきます！ (2018年4月3日 21時) (
レス) id: 5fc5ed2791 (このIDを非表示/違反報告)
ありな - リクエストとかしても大丈夫ですか？おけでしたらJUMPがドッキリでありいのではなくいのありでいちゃちゃして、照れる大ちゃんをみていのありにちょっと目覚めるというのが見たいですでもほんとにどちらでも大丈夫です！すごく面白くて毎回楽しみにしてます！ (2018年4月3日 21時) (レス) id: f4278038ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆら。(プロフ) - mikkanさん» わー！超嬉しいです！ありがとうございます！！ (2018年4月1日 10時) (レス) id: 5fc5ed2791 (このIDを非表示/違反報告)
mikkan - めっちゃいつも楽しませてもらってます！お話の作り方うますぎです＞＜ (2018年4月1日 10時) (レス) id: cdf8dedfa8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら。(プロフ) - benten20040310さん» いえいえ！理解出来たなら良かったです！笑 ファンだなんて嬉しい…！笑 (2018年3月31日 21時) (レス) id: 5fc5ed2791 (このIDを非表示/違反報告)
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