＊ショートケーキ１１ ページ11
「すみません、急にお邪魔しちゃって」
「気にしないで！」
私からホットミルクを受け取ると
ありがとうございます、と緑川くん
さっきまで風丸くんがいたし
なんかデジャヴかも←
さっきまでずぶ濡れだった子猫も
今はふわふわと部屋を駆け回っている
「ほらおいで〜」
私が手招きすると
子猫は膝の上に乗って甘えてきた
かっ…
「「可愛い…!!」」
重なった声に顔を見合わせると
どちらかともなく笑い出す私達
こうしてると
いい意味で後輩って感じしないかも
「うち、動物禁止なんですよね」
どうしよう…と顎に手を当てる緑川くん
「…とりあえず私が預かるよ」
「えっ、いいんですか？」
「うん。猫好きだし、全然大丈夫だよ」
ありがとうございます！と
目を輝かせる緑川くんの笑顔に
自分の胸がきゅんとしたのを感じる
「あの…名前付けてもいいですか？」
「もちろん！」
うーん、と声を漏らしながら
私の膝の上の子猫とじゃれる緑川くん
…なにこの子、可愛すぎる
気付けば無意識に
彼の頭に手を伸ばしていて
「えっ…」
頬を赤く染めた緑川くんは
複雑そうな顔で私を見つめる
「あ、ごめんね」
なんか可愛くて、と付け足すと
ますます複雑そうに首を傾げた
「それ、喜んでいいんですか？」
「いいでしょ！」
勢いに任せて
そのまま頭を撫で続ける
緑川くんは照れながらも
嬉しそうに笑ってくれた
「…ずるいよ、そういう顔」
「Aさん…？」
「もー、可愛すぎだから！」
照れを誤魔化したくて
私は話題を変えることにした
「試合、凄かったね」
「はい！応援ありがとうございました！」
頑張れました、と笑う緑川くんは
急に真剣な表情になる
その顔が
くらくらしそうなくらいかっこよくて
「それで、あの…」
"俺のこと、見ててくれましたか？"
控えめな声で
私の顔を覗き込む緑川くん
「…っ」
なんだろう
上手く言葉が出てこない
胸が苦しい
顔が、熱い
私が首を縦に振ると
どうでしたか？と眉を下げる
「 …かった」
「え？」
"ごめんなさい、もう一回"
そう言いかけた緑川くんの声を遮って
私は彼の目を見つめた
「かっこよかった」
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かずは(クロロ♭)(プロフ) - はいっ^ ^出来るの待ってます♪( ´▽｀) (2016年12月25日 0時) (
レス) id: 415bc6e938 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - かずは(クロロ♭)さん» ありがとうございます！リクエスト頂いたシュウくん、お待たせしました！ (2016年12月24日 21時) (レス) id: ce9889e8a9 (このIDを非表示/違反報告)
かずは(クロロ♭)(プロフ) - 小説の完成おめでとうございます♪( ´▽｀)次回の作品も見せていただきます^ ^しろさんの作品がとても大好きです。次回作が楽しみで仕方がないですえ (2016年12月24日 16時) (レス) id: 415bc6e938 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - クロロ♭さん» 私の中ではまだタツヤくんが浸透してなくてヒロトって言っちゃいます！笑 (2016年12月15日 19時) (レス) id: ce9889e8a9 (このIDを非表示/違反報告)
クロロ♭ - そうですよね！晴矢と風介、ヒロトとリュウジいいですよね♪ でも、ヒロトがタツヤに変わっていたのか凄い謎ですよね><私も雷門よりも他中の子たちの方がすきです“∀” (2016年12月15日 19時) (レス) id: 36aae86aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろ | 作成日時：2016年9月2日 12時
