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※ N視点
うっすらと空にかかった雲。
ひょっとして、これが濃く大きくなったら…。
また渦巻いてワープゾーンになるんじゃ…！
「ワープゾーンが出来かけてる…。でも何で…？」
「俺たち、何もしてないよね？誰がどうやって…！」
「うん……でもあれじゃパワーが足りない」
「…よし、俺に任せろ」
一歩、二歩、と前に出たのは、ボン。
大きく深呼吸をして精神を統一…。そして…、
「伝説の流れ板、暮流助さん…力を貸して下さい…！はぁっ！！！」
手にした板前包丁を宙に放り上げた！！
くるくると回転しながら飛んでいく包丁が雲を切り裂いた瞬間…。
『……くよくよしーてるー僕がいるー……♪』
『…めそめそ泣ーいてる君がいるー……♪』
裂け目から聞こえる、歌声…。
「みんなの声だ……！」
「なーのにいーつだってそばにいるー……♪」
タクマが再び両手を空に向けて歌い出す。
包丁が吸い込まれたところを中心に、ゆっくりと渦が出来始めた。
「…行ける！今度こそ行け！！」
チュウが俺を引っ張って立ち上がらせ、やぐらへ向かって力いっぱい押し出した。
足をもつれさせながらも駆け出した俺、もう一度鉄骨を掴んでやぐらを登りだす。
『…もーしもどしゃぶりーならー、木陰でちょっくら雨宿りー……♪」
その間にも雲は厚くでかく渦を巻き、ワープゾーンが育っていく。
「…頑張れ！！今度こそみんなの所に…！！」
下から大声でシュンが応援してくれているのが聞こえる。
「誰にもー、似ていなーい……♪」
てっぺんで渦に手を伸ばした時、振り返った。
ハルが嬉しそうに笑ってるのが見えて。
『君と進ーもーうーー…♪』
……意識が飛んだ。
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涼歌(プロフ) - にのかさん» にのかさーん^^コメありがとうございます♪私も実際あったらマジで欲しいです(笑) (2013年7月28日 12時) (
レス) id: 9b61db4220 (このIDを非表示/違反報告)
涼歌(プロフ) - manamoさん» manamoさんお久しぶりです〜^^こちらにもコメありがとうございます♪某仮面ライダーネタ楽しくて仕方なかった記憶があります(笑)妄想は膨らむのですがまだ文にならなくて;お待たせしておりますが、未完だともやっとするのでそのうち完結できればと思います〜^^ (2013年7月28日 12時) (レス) id: 9b61db4220 (このIDを非表示/違反報告)
にのか(プロフ) - このお話好きだぁ♪にの、すっごく嬉しかっただろうな♪ (2013年7月27日 23時) (レス) id: 44be2f347f (このIDを非表示/違反報告)
manamo(プロフ) - こんにちは！いつも涼歌さんの作品拝見しています^^ところで、こちらにある某仮面ライダーパロなのですが、ちょうど某笑顔動画サイトで同じ趣旨のものを見たこともあり、ツボにはまりました！またいつか更新、完結していただけるとうれしいです！ (2013年7月27日 23時) (レス) id: e13d551cc7 (このIDを非表示/違反報告)
涼歌(プロフ) - 6さん» 6さん^^拙いお話でしたが、少しでも光ってくれてますか？(汗)書いていてすっごく楽しかったです♪メッセもお返事させていただきますのでもう少しお待ちください^^ (2013年7月4日 9時) (レス) id: c9edb23143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼歌
作成日時：2013年6月5日 12時
