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※S視点
「おめぇら、段取りは分かってんだろうなー？」
「「「「おー！」」」」
ピカンチメンバー5人がやぐらを囲むように立つ。
両手を高く上げ、手のひらを空へ向けた。
『……おらにげんきをわけてくれー！』
なんて某有名アニメのセリフとか言い出しそうだ…なんて思ってたら。
「せーのお！」
てくてくあーるくーみちをゆくー……♪
ピカンチといえば…！というすっごく聞き慣れた歌を歌いだした。
するともくもくとやぐらの上に黒い渦が出来てゆき…。
「ワープゾーン完成〜！」
「「「「いえ〜い」」」」
「……うそぉー…」
俺ら全員、開いた口が塞がらない。
「何がどうなったらこうなんの？」
「頭カタイなあ、『信じる心があれば力になる』ってね」
得意げに胸を張るタクマ。
そ、そうですか…。
「おし、君たちやぐら登って！」
「あのワープゾーンに飛び込めば帰れるはずだから！」
呆然としていた意識が、ハルとボンの声で一気に引き戻された。
言ってもはしごの無いやぐら。
上に行くにつれて足場が減り、ぐらぐらと安定しない手元。
なるべく下を見ないようにしながら、ジャングルジムのようにひたすら上だけを目指す。
「つか何でお前らまで登ってんの!?」
「あぁん？ぶわーか、ノリに決まってんだろ？」
松潤とチュウが何かやいやい言い合ってる。
ごめんなぁ松潤…俺めんどくさいな。
その時。
「あっ！！！」
「げっ！シュン！！」
俺より上で焦ったこえが上がり。
白いモモンガ…もといシュンが上から降ってきた…！
「ちょっ…！」
咄嗟ににのがニットの端を片手で捕まえ。
「…ぅあっ…！」
2人分の体重を支えきれず、にのの手が鉄骨から離れて。
「「「「にの！！」」」」
彼を呼ぶ四人分の声と同時にワープゾーンが光を放ち……。
………意識が飛んだ。
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涼歌(プロフ) - にのかさん» にのかさーん^^コメありがとうございます♪私も実際あったらマジで欲しいです(笑) (2013年7月28日 12時) (
レス) id: 9b61db4220 (このIDを非表示/違反報告)
涼歌(プロフ) - manamoさん» manamoさんお久しぶりです〜^^こちらにもコメありがとうございます♪某仮面ライダーネタ楽しくて仕方なかった記憶があります(笑)妄想は膨らむのですがまだ文にならなくて;お待たせしておりますが、未完だともやっとするのでそのうち完結できればと思います〜^^ (2013年7月28日 12時) (レス) id: 9b61db4220 (このIDを非表示/違反報告)
にのか(プロフ) - このお話好きだぁ♪にの、すっごく嬉しかっただろうな♪ (2013年7月27日 23時) (レス) id: 44be2f347f (このIDを非表示/違反報告)
manamo(プロフ) - こんにちは！いつも涼歌さんの作品拝見しています^^ところで、こちらにある某仮面ライダーパロなのですが、ちょうど某笑顔動画サイトで同じ趣旨のものを見たこともあり、ツボにはまりました！またいつか更新、完結していただけるとうれしいです！ (2013年7月27日 23時) (レス) id: e13d551cc7 (このIDを非表示/違反報告)
涼歌(プロフ) - 6さん» 6さん^^拙いお話でしたが、少しでも光ってくれてますか？(汗)書いていてすっごく楽しかったです♪メッセもお返事させていただきますのでもう少しお待ちください^^ (2013年7月4日 9時) (レス) id: c9edb23143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼歌
作成日時：2013年6月5日 12時
