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ツンデレナルシストは好きを隠す【2】 ページ4

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(よし、着く時間も完璧だし、今日は早く帰れそうだな。)

特になんのアクシデントもなくらら○ーとに着いた。

俺は着いてすぐにスマホで時間を確認し、相変わらずの規則正しさに満足をしたあと、目的の店に向かうことにした。


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(あ、新作出てる…)

俺は目的の落ち着いた雰囲気の店に入ってすぐに見えた新作を見て胸を踊らせていた。

俺は結構服が好きだ。こだわりも強い方だと思っている。

同じようなジャケットやTシャツでも少しずつだけれどデザインが違ったりとかその作ったデザイナーのこだわりが出ていて、服というのは本当に面白いものだなと俺は考えている。

俺は目の前にある新作を買うかどうか迷ったけれど、とりあえず今日はコートとセーターを買うのが
目的だったから新作から目を離し店の奥へと向かった。

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(あ、このコートいいな…)

そして少しして俺はぐっと心に引かれるようなコートを見つけた。

(このデザイン、そして機能…すごいタイプだな…)

しばらく俺がそのコートを吟味していると、隣から「あ、このコートオシャレですね。そらるさんこういうの着たらどうですか?」という声が聞こえた。

(ん?今…そらるさん、って言ったか?)

俺は隣から聞こえてきた声を聞いて、台詞を聞いて、動きが止まった。

さりげなく流そうとしたがやっぱり流すことが出来なかった。

「ん〜…なんか重そう」

(え、この声そらるさんだよな?この気だるげな感じあのそらるさんだよな?そしてさっきの声もまふくんだよな?)

俺は横にいる人を見ようとしたがやっぱり少し怖くて、こんなに近くにいると思うとどうしていいかわからなくなって隣を見ることが出来なかった。

俺がそんな風によくわからなくなっている内にも隣では話が進んでいるらしく、「え、そんな重くないですよ?」などの声が聞こえてくる。

(う、嘘だ…本物だ……)

俺は自分がこんなに近くにいていいのか分からなくなった。

いつも自分のことに対しては自信が過剰だと言われるほどに自信満々なのに、なんでこんな、もしかしたら声をかけられるかもしれない時に限って俺は自信を失ってしまうのだろう。

俺は動きが止まってしまい、服なんて見られなくなってしまった。

隣にいる。あの人たちが隣に居るのに、なぜ声をかけられないのだろう。

(大丈夫。大丈夫いつも通り…)

俺が自分に言い聞かせていた。その時だった。

「あの〜、店員さんですか?」

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設定タグ:男主 , 歌い手 , 男主総受け   
作品ジャンル:恋愛
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あういえお - BL!! PINK! かーもんべいべー!! ...更新頑張ってください! (2019年7月24日 12時) (レス) id: 473868f78a (このIDを非表示/違反報告)
り こ(プロフ) - れおんさん» すみません、XYZで番外編を書こうと思うんですが何かどんな感じに書いて欲しいなどのリクエストはありますか? (2019年1月27日 22時) (レス) id: a9f1236a4e (このIDを非表示/違反報告)
り こ(プロフ) - れおんさん» 了解です!コメントありがとうございます!(*・ω・)*_ _)ペコリ はい、更新頑張りますので応援よろしくお願いします! (2019年1月26日 9時) (レス) id: a9f1236a4e (このIDを非表示/違反報告)
れおん - XYZメンバーだしてほしいです!更新頑張ってください! (2019年1月26日 9時) (レス) id: 6a02a5c532 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:り こ | 作成日時:2019年1月25日 21時

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