109 ページ10
.
《"
僕にとっては、久しぶりのプロ選手との対決。少し緊張するが、それよりも皆の熱量に圧倒されそうだ。
《なお、この試合はU-20W杯日本代表への特別選考試合とする!》
「なるほど。W杯前哨戦ってワケね。」
「勝つぞ。」
その宣言を開始の合図にして、試合が始まる。
最初は蜂楽。パブロ・カバソスに向かって走り出し、真っ向から勝負をしかける。
[「あれ、もう始まったの?」]
「新生、蜂楽 廻…デビューでござる!」
[「およ、
「NO.NO…ワンモアタッチの巻♪」
器用に弾いて、カバソスを抜いた。今までとは全く違うそのドリブルに、僕は嬉しくなった。あの覚醒に僕も関わっているのだ。
「ナイス蜂楽!ワンツーで一気だ!」
「バカ仰い……俺の
これが蜂楽の新しいサッカー。それに対抗するように潔先輩も走り出す。だが、そっちにいるのはロキだ。もちろん潔先輩が逃げる訳もなく…
(1点は取れるか。)
蜂楽が出したパスは、潔先輩へ……は行かずにどこから湧いてきたのか凛の
1-0
「かつてない動きと…一瞬の化学反応……今の
[「おー、さっすが。」]
[「ザコじゃないね。」]
[「はいはい。」]
[「生意気。」]
まず、1点。それが決まったことで一縷の望みが見えてくる。そんな中、僕は静かに全体を見渡していた。
「クソが…面白ぇ…」
「いいぞ、
「なんだよ凛ちゃん。潔がいると動きのギアが
確かに、凛の動きは格段に良くなってる。でも、それだけじゃダメだ。この試合で潔先輩が凛を喰らうか、凛が世界選抜を喰らうか…それとも蜂楽がまた覚醒するか。
それくらいしないと勝てやしない。ここでの僕の選択は、何が正しいんだ?何をすれば面白く…
「潔と蜂楽の刺激し合う連動性を喰らう凛…あの試合があったからこそ生まれたこの3人の攻撃の形は、世界トップにも通用してる。」
299人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すずは(プロフ) - 志希さん» コメントありがとうございます!原作との兼ね合いもあるので、また途中で停止してしまいますが、とりあえずキリのいい所までは頑張ろうと思っています。お楽しみに!! (2月27日 21時) (レス) id: 2f649bb5f7 (このIDを非表示/違反報告)
志希(プロフ) - とても面白い作品です!続きが気になりすぎます( *´꒳`*)更新頑張ってください‼️ (2月27日 20時) (レス) @page6 id: 72017f3ec0 (このIDを非表示/違反報告)
千椛(プロフ) - 続きがとても気になります!!更新楽しみに待ってます! (6月14日 20時) (レス) @page1 id: b4cbcf9e4b (このIDを非表示/違反報告)
すずは(プロフ) - ちかさん» コメントありがとうございます!頑張ります!! (5月18日 21時) (レス) id: 2f649bb5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - すごい面白いです!応援してます! (5月18日 17時) (レス) id: 6418013ee0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:すずは | 作成日時:2023年5月16日 19時