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《ピンポンパンポーン!三次
これで全員揃った。僕はなんとも思わなかったが、潔先輩はそうではないらしい。
「おい玲王…なんで一緒じゃないんだ…?なぁ…」
「……」
「
「終わったよ。俺が綺麗に地獄へ送ってあげました。」
「!?」
「まぁ、たしかにいい体格してたし
それを言うコイツもなかなかいい体格をしている。髪色も髪型もちょっと派手で目を引くけど、悪い奴ではなさそう。というか、面白そうな奴だ。
「ただ、
あの無垢で真面目な糞ヒーローは俺の人生にとっちゃレベル上げにもならないスライムだったよ。」
「…フザけんな!!お前が國神の何を…!」
「だから、どーでもいいんだって…お前の物語とかさ!」
嫌な予感がした僕は、咄嗟に動いていた。
蹴りをいれるソイツの背後に回り、体勢が崩れるように服を引っ張る。千切は、潔先輩のことを助けてくれたみたいだ。
「千切!?」
「なんだコイツ…ムカツク…」
「マジそれな。やるなら全然やるけど、俺にとっちゃお前がスライムだぞ。日サロ触角。」
「日サロじゃねぇ、太陽光だ。」
『…どっちでもいいわ。』
「およ?誰、君。つか離してくんね?」
『……喧嘩はちゃんと挨拶してからやれよ。』
國神とかいう奴には思い入れなんてないが、潔先輩を傷つけようとしたのは僕もムカついた。掴んでいたビブスを離して、意外とデカいソイツを睨みつけていると、ソイツは何かに気づいたようだ。
「もしかして、君ってサッカー界の革命家さん?うわ、本物!?こんなとこで会えるなんて超ラッキー♪」
『お前みたいな奴でも知ってんだな。』
「もちろん♪だって、アンタを見た時から俺決めてたからね〜…」
『!?』
「A!」
「俺が絶対ブチ犯す♡って。」
いきなり腰をグイッと引かれて、股間に何か不愉快なモノが当たる。身長差も相まって僕の足は宙に浮き、咄嗟に手で胸板を押してみるが、これはビクともしないやつだ。
「腰ほっそ♪女の子じゃん♡」
『…なるほど。』
「おい!Aから離れろよ…!」
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すずは(プロフ) - 志希さん» コメントありがとうございます!原作との兼ね合いもあるので、また途中で停止してしまいますが、とりあえずキリのいい所までは頑張ろうと思っています。お楽しみに!! (2月27日 21時) (レス) id: 2f649bb5f7 (このIDを非表示/違反報告)
志希(プロフ) - とても面白い作品です!続きが気になりすぎます( *´꒳`*)更新頑張ってください‼️ (2月27日 20時) (レス) @page6 id: 72017f3ec0 (このIDを非表示/違反報告)
千椛(プロフ) - 続きがとても気になります!!更新楽しみに待ってます! (6月14日 20時) (レス) @page1 id: b4cbcf9e4b (このIDを非表示/違反報告)
すずは(プロフ) - ちかさん» コメントありがとうございます!頑張ります!! (5月18日 21時) (レス) id: 2f649bb5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - すごい面白いです!応援してます! (5月18日 17時) (レス) id: 6418013ee0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すずは | 作成日時:2023年5月16日 19時