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恋愛対象ね〜…違うと思うけどな。だって、手つきがいやらしくないもん。僕を性的対象として見ている奴らは、大抵変な触り方してきたし。



「サンデイ…モンデイ…チュエスデイ…ウェド…ウェ…」



世界選抜との試合後。2ndノルマとして提示されたのは、語学学習。部屋に引きこもりになってから、もう何日経っただろうか。



「ウェドネスデイ?」

「ウェンズデイだ、タコ。てか日曜以外合ってねぇし。」

『なぁ、凛見てみろよ。この参考書のイラストめちゃ可愛い。』

「おい凛、舌を甘噛みしてテュス。"TH"の発音はこれでいいのか?」

「なんで俺に聞くんだよ。ネイティブがここにいんだろ。」

『落書き上手く書けた!凛にあげる!』

「ガキか。お前もちょっとは勉強しろ。」

「アイ キャン フライデーイ♪」



何で作ったのか、蜂楽の投げた紙飛行機が凛のこめかみにクリーンヒットする。その瞬間、何かがブチッと切れる音がした。



「やってられっかこんなもん!何日こんな生活させんだ!?」

『激おこ凛ちゃん!』

「アイムソーリースガソーリー マコトニイカンデス♪」



凛を怒らせて遊んでいると、イヤホンをした潔先輩がこっちを見ていた。それに気づき、僕はそっちに寄って何を聞いているのか覗き込む。



「な、なんだよ…」

『そんな音声より、僕が読み聞かせしてあげますよ。』

「は?」

『母国語は英語ですからね!ネイティブの本気を……』



《ピンポンパンポーン♪》



潔先輩に寄りかかって、だる絡みを始めた。しかし、嫌がる素振りが全くなかったのでこのまま読み聞かせをしようとしていると、モニターからチャイムが鳴った。



《只今をもちまして"二次選考(セレクション)"を終了》



地獄というほどではないが、凛の限界が来る前に勉強会は終わりを迎えた。サッカーをしない日々は、予想以上に楽しくて、僕はずっとこのままでもいいと思っていたくらいなのだが。


《"三次選考(セレクション)"の先へ進出するメンバーが出揃いました。速やかにビブス・ユニフォームを着用し中央ジョイントルームに集合してください。

なお、突破者は全7チーム35名となりクリア順に入場していただくことになります。》



「7チームかぁ。結構脱落したねー。」

「…あぁ。」



《それではまず……1st(ファースト)クリアチーム入場してください。》



僕ら開いた扉の先へ進んだ。

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すずは(プロフ) - 志希さん» コメントありがとうございます!原作との兼ね合いもあるので、また途中で停止してしまいますが、とりあえずキリのいい所までは頑張ろうと思っています。お楽しみに!! (2月27日 21時) (レス) id: 2f649bb5f7 (このIDを非表示/違反報告)
志希(プロフ) - とても面白い作品です!続きが気になりすぎます( *´꒳`*)更新頑張ってください‼️ (2月27日 20時) (レス) @page6 id: 72017f3ec0 (このIDを非表示/違反報告)
千椛(プロフ) - 続きがとても気になります!!更新楽しみに待ってます! (6月14日 20時) (レス) @page1 id: b4cbcf9e4b (このIDを非表示/違反報告)
すずは(プロフ) - ちかさん» コメントありがとうございます!頑張ります!! (5月18日 21時) (レス) id: 2f649bb5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - すごい面白いです!応援してます! (5月18日 17時) (レス) id: 6418013ee0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すずは | 作成日時:2023年5月16日 19時

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