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「ねっむ、え、今何時？」
詩を書いて気が付くと、
12：00
とデジタル時計が示していた
最後に時計を見たのは・・・
確か10時くらいだったよな
まだ2時間しかたってないの？
とか思いながら目についたスマホの電源を入れると
日付が変わっていた
え、は、え？？？
といっても、焦るような用事も入っていないので
2度寝をしようとまた目を閉じかけていたとき
prrrrrrr
「チッ
はいもしもし。」
《ちょ、おま舌打ちで始めんなよ》
「櫻崎さんですか
眠いんで切っていいですか？」
《ちょっ！
今日の午後の詩！！
もうできたのか？》
「櫻崎さんにお心配されなくても、
もうできてますよ・・・
あとで送るんでちょっと待ってください」
《それがだな、
会社のパソコンが壊れた》
「それが？」
《だから、お前が送っても
俺のところには届かない》
「ものすごく嫌な予感しかしないんですけど」
《持ってきてもらえませんか？》
「何を？」
《花村想太さまが書かれた詩を》
「どこに？」
《本社に》
「お断りします」
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作者名：みどりまん
| 作成日時：2018年2月24日 17時
