もう一度だけ (ページ14)

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「あのときの・・・」

『え、あ、お久しぶりです！！』

「編集者さん、だったんですね・・・」

『そちらこそ、花村さんだったとは・・・笑」

『あ、じゃあ早めにインタビュー終わらせちゃいましょ！』

「はい、お願いします」

『それじゃ、最後にこれからの活動に対して一言お願いします』

「はい、まだまだみなさんの目や耳にする機会は少ないかと思いますが

これからも僕の作品をとことん愛してあげてください」

『ありがとうございました

今日は、有名作詞者、花村想太さんにインタビューしました』

そういって、ボイスレコーダーの電源を切る彼女

『お疲れさまでした、

結構質問多かったですかね？？』

「いえ、大丈夫ですよ」

『まさか、作詞者さんだったとは思ってませんでした』

「こちらこそ、編集者さんだとは…笑」

『お互い知らないことだらけでしたね笑』

そういって今日の取材のメモを眺めている

「俺も、一つ質問してもいいですか？」

『はい、いいですよ？』

「もっとあなたのことを知りたいので

連絡先聞いてもいいですか？」