Rudbeckia 25 涼side ページ25
涼「ごめん、」
唇を離したあとの瑞稀の顔は
放心状態そのもので。
涼「そろそろ、次の授業始まるから、
教室、戻る?」
瑞「、ごめん、
もうちょっと、いるわ。」
涼「おお、分かった。
お大事にな」
瑞稀の、初めての感触だった
近くにいけば彼の匂いだけしか鼻に届いてこなくて
しあわせ、だった
けど
涼「タイミング、ミスったかなぁー」
もうとっくに始まった授業で
しんと静まり返っている廊下に
俺だけの
つぶやきが響く
弱みにつけこむって今かな
なんて考えは明らかに浅はかで
女を好きな彼に
この想いが届く可能性なんてないも等しいのに
まだ、
さっき感じた唇の感触が
伝わる体温が
忘れちゃいけないように
残ってるんだ
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HANA - 面白かったです! (2019年5月3日 6時) (レス) id: 78952c0651 (このIDを非表示/違反報告)
みどりまん(プロフ) - りおさん» ありがとうございます!ぜひ待ってます! (2019年4月10日 17時) (レス) id: 62c1352e89 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 一応完結おめでとうございます!! こんなたくさんはしみずを書いてくれるなんて…。本当にありがとうございます!これからのゆとそや、はしみず楽しみにしています!またリクエストするかもしれないですが、その時はよろしくお願いします!これからもコメントしますね笑 (2019年4月9日 17時) (レス) id: 65c270f629 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 最近私的理想なはしみずのイチャイチャで今まで以上に更新が待ち遠しくて仕方ないです!そのくらい好きですはまってます! (2019年3月25日 23時) (レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - みどりまんさん» うーん。心が揺らぎますね……。、 結果的には決断するのはみどりまんさんなので! 自由に決めちゃってください!笑 (2019年3月9日 10時) (レス) id: 65c270f629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みどりまん | 作成日時:2019年1月12日 14時