toshishita 303 ページ15
右手から伝わる温かい感触
足場の悪い砂浜でも
そのたくましい手がなんとなくバランスをとってくれて
颯「俺さ、
俺は、Aとずっと一緒にいたい
誰よりも大切な人はAだけだし
これから先も、Aの隣で歩いていきたい」
颯の目は
通り水平線に向いていて
「…、でも私は
颯の隣にいていい価値のある人間に
まだなれてない」
「颯のことは好きだよ
誰よりも
でも、今の颯の隣にいる自分を
私は嫌いになる
颯の傍にいたい
でも
ちょっとの間だけ
離れて暮らしたい」
言葉にすると
それは重たく私に下りてきて
ふと、
右目から雫が落ちた
颯「うん
分かった。
Aがそういうなら
俺はいつまでも待つから」
最後にふわっと香った颯の香りは
高校のときに恋い焦がれていた香りそのもので
長い長い恋の
休憩時間が始まった
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miyu - はじめまして！このお話素晴らしいです！キュンキュンしました！颯君との恋愛のお話が大好きで笑年下彼氏シリーズ完結おめでとうございます！次のお話も探してみさせていただきます！改めまして完結おめでとうございます！88888888888888 (2020年7月28日 13時) (
レス) id: 2e1519d687 (このIDを非表示/違反報告)
さち(プロフ) - こんにちは(*^^*)年下彼氏シリーズ大好きです。今後も楽しみにしてます (2019年8月28日 8時) (レス) id: e2fecb6258 (このIDを非表示/違反報告)
風の家(プロフ) - 公開が楽しみです、！これからも頑張ってください！！ (2019年5月26日 0時) (レス) id: 65f9ddf295 (このIDを非表示/違反報告)
まりん - 公開まで待てないですよ (2019年5月13日 2時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
みどりまん(プロフ) - 未来さん» ずーーーっと前からコメントくださっていつも嬉しいです！ (2019年3月25日 14時) (レス) id: 62c1352e89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みどりまん
| 作成日時：2019年2月25日 19時
