Perfect

癒し。　Mizuki.I×Ryo.H ページ31

涼「ただいまー…」




何故か俺の取材が終わったころには


メンバーのほとんどが帰っていて




そりゃ俺が寝坊したのがいけないんだけど。



でもさ、待っててくれてもいいじゃん…






なんて思いながらも


人気のない楽屋で


帰り支度を始める







涼「…あれ？」




そういえば、学校から直で来たというのに


ついさっきまで着ていたブレザーが



見当たらない







普段だと瑞稀か猪狩に言ったら


探してくれるのに




今日はそいつらがいないから


一人で






楽屋の周りをうろうろ…









出入口に背を向けている


ソファに近くに行ったとき






いろんな思いが




全部吹き飛んだ








瑞「…ん」



そこにいたのは、


帰ったと思っていた



メンバーの瑞稀で







その腕には、俺のブレザーがしっかりと


握られていた








規則的な寝息と


目をしっかりと閉じているところから






恐らく眠っているんだろうけど









俺のブレザー抱きしめながら寝るとか



可愛すぎませんか？









涼((で、なんで俺のブレザー抱きしめてたの？

瑞((別に、

涼((ふーん、

瑞((…はしもっちゃんの、匂いでいっぱいだったから









((((((((((((((((((((みじゅかっわぃいぃいいいいいいい)))))))))))))))))))))))

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