Perfect

・ ページ24

涼side




瑞「あ、そう






作ちゃん、自販機行こ」



ちょっと涙声になりつつ



作ちゃんの腕を引っ張って


楽屋を出ていく瑞稀







当然俺の頭にははてなが浮かぶわけで




嫌、頭いい人でも浮かぶもんでしょこれは！








涼「…ん？どゆこと猪狩」



とりあえず俺の頭だけでは


答えにたどり着けないから




最初から最後まで事の始終を見ていた


猪狩に助けを求めた







蒼「えーっとぉ…」



猪狩は呆れたような顔をしていて





優「ただいまかえりましたゆうぴーでぇす！」


といって帰ってきた優斗に




蒼「ねぇ優斗



将来子供欲しいとか思う？」





と、さっき俺が瑞稀にされた質問をした





優斗の答えは




優「んー俺？



俺は…









いらない、かなぁ」



涼「え、優斗欲しくねぇの？！


子供！」



優「あ、別に欲しくないってわけじゃないんだけど…


ちっちゃいこって可愛いし。




でもさ、俺そうやんと付き合ってるし

ずっと一緒にいたいって思ってるからさ



子供とかいらないし…？



血縁的にできないじゃん




あ、血がつながってる子ができないってことね、」






蒼「お〜



模範解答！


これでわかった？はしもっちゃん」





涼「…なんだ、そういうことか…






ちょっと瑞稀探してくる！」



蒼「その必要は、ないかもよ〜」



涼「え？」







猪狩の見たほうに


視線を向けてみると





龍「作ちゃんに感謝してね〜


はい、瑞稀君のお届け物です〜」


蒼「優斗、自販機行くよ〜」






末っ子のくせに空気を呼んでくれた02lineのおかげで




楽屋には俺と瑞稀だけの状況になった

・→←模範解答。　Mizuki.I×Ryo.H

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す