toshishita 33 颯side ページ33
本当に、最高の一日だった
観覧車に乗ったとき
正面に座り夕日で顔を照らされるAさんが
びっくりするほど綺麗で
儚くて
近くになりたいと思って
隣に座った
でも近づいても彼女は僕の手にはいるところにはいなくて
気付いたら
彼女の桃色の唇に
自分のを重ねていた
一瞬のことだったけど
彼女は拒まなくて
僕を優しく受け入れてくれた
でも彼女への償いとしてなのか
俺の自分への償いとしてなのか
「・・・ごめんなさい」
僕の口から謝罪の言葉が出た
帰りはお互いあまりしゃべらなくて
あぁ、もうこれで終わりかなって思って
少し目がうるうるしてしまって
急いで赤に染まる空を見上げた
そこで、びっくりしたんだ
Aさんの家から出てくる男の顔を見て
颯「・・・・え？」
それは紛れもなく
あの放課後、Aさんと一緒に歩いていた
ダンススタジオですれ違った
人だった
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みどりまん(プロフ) - いつもコメントありがとうございます！ そういって頂けて嬉しい限りです。 今旅行中なので更新もう少し遅くなると思います… すみません。 (2018年3月28日 22時) (
レス) id: eee55165e4 (このIDを非表示/違反報告)
オーバー - ドキドキしながら読ませてもらってます！！めちゃくちゃ続き気になるので更新頑張ってください！！ (2018年3月28日 22時) (レス) id: 4343d9fd82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みどりまん
| 作成日時：2018年3月5日 17時
