えいと。 ページ28
耳を疑った
彼は冗談でこんなことをいう人じゃないって
頭ではわかってるつもり
でも、うまく整理がつかなくて
「・・・へ、AAAに、私が?」
日「うん、社長やスタッフと話しててさ
やぱり千晃の穴は大きいし
俺らもできる限りのことをやっているつもりだけど
どうにもできないところもある。
何より、Aのことを考えたら
俺自身も言えなくて
ちょっとしたヤキモチもあるけど」
「でもそれで、なんで私が・・・」
日「Aはずっと俺らのことを見てくれてたじゃん
メンバーに教えるために歌とかダンスとか、
普通のマネージャーはやらなくていいようなことも
俺らを支えるためにやってきてくれた
メンバーの中でも一番に名前が挙がったのはAだった」
「でも、でも私なんかが・・・」
日「自身もってよ、Aは大丈夫だよ
俺らとAAAとしてやっていける
少しの間だけでもいいから、
AAAのメンバーとして活動してくれませんか?」
まっすぐに私の目を捉える彼の黒くて大きな瞳
「・・・よ、ろしくお願いします」
そう言うしか、なかった
でも本当はどこかで
AAAのメンバーとしてこの7人とパフォーマンスしてみたいと
思っていた自分がもともといたのかもしれない
日「っはーーー!
よかったーーーー
それはOKととらえてもいいんだよな?」
「うん・・・」
日「ん、ありがと」
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みどりまん(プロフ) - 夏波さん» ありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです…(´;ω;`) (2018年5月30日 18時) (レス) id: 62c1352e89 (このIDを非表示/違反報告)
夏波(プロフ) - 続きがすごく気になります!!更新楽しみにしてます! (2018年5月30日 13時) (レス) id: e24d9834df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みどりまん | 作成日時:2018年2月24日 10時