キンプリ家の日常 (ページ4)

今日:12 hit、昨日:60 hit、合計:14,816 hit

診察の前にページ4

玄樹side

玄樹「こっちきて。」

ドアの前で立ってる紫耀を俺がいるベッドの方に来させないと診察できない笑

紫耀「うん、」

玄樹「どうしたー？なんか不安？」

なんか紫耀の元気が急になくなってびっくりする。

紫耀「ん、別になんでもない、」

これはなんかあるなー、
聞き出さないと。

玄樹「しょーう。溜め込んだら爆発しちゃうからだめ。なんでもいいんだよ？別に引いたりしないし。俺は紫耀が溜め込んで溜め込んで爆発しちゃうのが嫌。
だから言ってほしいな。」

紫耀「んっ、ｸｽﾞｯおれ、みんなに···っ、迷惑かけてばっかりでｸｽﾞｯ、部屋に来る前に色々考えてたらっ、ﾊｱ、おれこんな身体やだなってｸｽﾞｯいつも思ってるﾊｱはずなのに···、急にっ、んっ、ﾊｱﾊｱ」

まって息づかいが気になる。
このままだと過呼吸になるかも。

玄樹「ん、言ってくれてありがとう。
1回お話ストップしようね。
俺は紫耀のこと1回も迷惑だなんて思ってないよ。なんなら双子で生まれてきてくれたのが紫耀でよかったって思ってる。俺は紫耀に助けられてばっかで紫耀がいてくれてよかったよ。」

紫耀「んっ、ありがと、ﾊｱﾊｱ」

玄樹「よし、呼吸整えようね。
俺に合わせて呼吸して
吸ってー、吐いてー、吸ってー、吐いてー、
うんうん。できてるよー。」

よし、いいかな。

紫耀「ごめん、」

玄樹「気にすることないんだよ。
ごめん、まだ診察してないから診察するね」

玄樹「うんいいかな、胸の音も血圧も大丈夫。だけど今日仕事行く？俺ちょっと心配なんだけど。」

紫耀「行くよ。大丈夫だって。そんな心配しないで」

玄樹「うーん、わかった、けど無理はダメだからね。」