死なない美女は探偵社所属

37話 ページ41

谷「見付けたッ！！」








ル「遊びましょ☆」






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貴「なｯ此処は...ぐっ(此処は異能に依る部屋？)」



異能力【模倣犯】が発動しルーシーの異能と思われるこの部屋を写し取ったがまだどう云う異能か分からない為Aも困惑していた


その時





ル「ようこそ、アンの部屋へ。あらもう嫌だわ、こんな沢山の方たちに見詰められて。あたし初対面の方とお話するの苦手なの。でも駄目ねちゃんと説明しなくちゃあ皆さんお困りだわきっとすっごくお困りだわ。だってこんな見知らぬところに突然連れてこられたんですもの、あたしだったら心臓が飛び跳ねて...」



谷「ナオミは何処だ」



ベラベラと喋り出すルーシーに谷崎は殺意の篭った視線を向ける





ル「あらご免なさいその説明が最初よね、探偵社の皆さんは...あちらよ」



そう云ってルーシーが指した先のドアが開くと巨大な幾つもの手に拘束された賢治とナオミ、それに他の一般人たちが目に入った




谷「賢治君！ナオミ！」



ル「鍵なしでは開かないわ、開くのはあっち」


敦「！外の景色が...静止してる」



ル「あたしの名前はモンゴメリ、此処はあたしの異能力で創った空間なの。でも安心なさって、そのドアから誰でも出られるわ。まァお仲間を取り返したくなければですけど」



谷「如何する心算だ」


ル「簡単よ...この部屋のアンと遊んで頂きたいの。アン、いらっしゃい」



ルーシー･モード･モンゴメリ
能力名【深淵の赤毛のアン(Anne of Abyssal Red)】





ル「アンは遊ぶのが大好きなの、少し甘えん坊だけれど可愛いのよ」



一般人「わぁああああああああ！！ぎゃあああああああああ！！！」

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