検索窓
今日:6 hit、昨日:24 hit、合計:363,276 hit

11話 ページ13

エ「ねぇ!A描けた?」

貴「あーもうちょい待って」



先程からAは何かを描いている
エリスに頼まれた絵を描いているのだがもう描き始めてから20分経つ


森「Aさん何を描いているので?」

貴「んーエリスにねェ...皆を描いてくれと頼まれたんだよ。一人一人描いてるから時間が掛かる」



そう云って指差した場所にある伏せた紙を裏返してみると6枚の色鉛筆画があった



エ「コウヨウとチュウヤとダザイ!それにヒロツに私!序だからリンタロウも描いてもらったわよ!!」

森「エリスちゃああん!!」

エ「キモい!来ないでよ中年!!」

6枚の色鉛筆画は色鮮やかで完成度が高く美しいものだった

貴「エリス最後の出来たよ」

エ「出来た!?見せて見せて!!」カサッ



そこには先程の6人全員が集まった集合画が描かれていた
ただそこにはAは居ないが


エ「凄い!あら?でもAがいないわよ?」

貴「自分を描くのは難しいからね。描かなかったのさ」

森「勿体無いですねぇ...そうだエリスちゃんがAさんを描いたらどうだい?」

エ「あら!それがいいわ!!」



エリスは絵の中にAだけがいないことに不満だったらしくAだけ自分が描くと云って張り切っていた



貴「また来るからその時に見せておくれ、少し長居しすぎたようだ」

エ「えー!じゃあまた今度スグ来て頂戴!」

貴「嗚呼、またスグ来る」


もう帰ってしまうというAにエリスが頰を膨らませてプンプン怒っているのを見て森は写真を連写していた

エ「リンタロウ!!何撮ってるの!!」

森「可愛いよエリスちゃん!!」

それを見ながら静かに部屋の隅の闇へと消えていくAだった


**********

続きが読みたい方が居たら右端の☆をポチッと、、、お願いします<(_ _)>

12話→←10話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (292 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
349人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

凛月丸(プロフ) - MadHatterさん» いえいえ、分かりにくい書き方をしてしまってすみません。これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年1月20日 11時) (レス) id: e3474583f7 (このIDを非表示/違反報告)
MadHatter(プロフ) - 凛月丸さん» なるほど、了解しました。わざわざ回答ありがとうございます。 (2018年1月20日 11時) (レス) id: 17134202e7 (このIDを非表示/違反報告)
凛月丸(プロフ) - MadHatterさん» 遅れてすみません。そうなりますね、私としてはそういう設定にしています。 (2018年1月20日 10時) (レス) id: e3474583f7 (このIDを非表示/違反報告)
MadHatter(プロフ) - 宮部の年齢の説明に関しては、は、太宰の【人間失格】(以下オリジナル)をコピーした結果オリジナルをコピーで打ち消してしまい、昔手に入れた『時を止める異能』を止めることが出来なくなった、ということで理解はあっていますか? (2018年1月15日 14時) (レス) id: 17134202e7 (このIDを非表示/違反報告)
エネ(プロフ) - 凛月丸さん» そうなんですか!楽しみです(●´ω`●) (2018年1月14日 17時) (レス) id: 24f4ffea16 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たまき | 作成日時:2017年10月29日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。