モトキ×水族館デート ページ3
「もっきゅんおまたせ!ハァハァ」
「そんなに急がなくてもまだ集合時間じゃないよ?笑」
「だってモトキが見えたから…っ」
「そっかニコ
はい。チケット」
「もう買っといてくれたの??
あっお金!」
「いいよ。俺が行きたいって言ったんだし」
「でも…」
「彼女は素直に彼氏の言うこと聞くの。いい?」
「…わかった。ありがとう!もっきゅん!」
「どう致しまして。行こ?」
手を差し伸べてくれる彼。
私もそれを握り返す。
彼の手は大きくて暖かい。
ずっとこうしてたいな…なんてね
…
「わぁっ!おおきいね〜」
「そうだね〜あっちにも行ってみよ」
「うんっ」
「小さいお魚がいっぱいだあっ!
可愛いなぁ〜…ね、もとき!…あれ?」
…その頃のモトキ
「A。こっちきてみて…ん?A??」
嘘だ。さっきまで一緒にいたのに…
…
やばい…モトキがいない…
「ねぇお嬢さん。1人?」
「俺たちと一緒に回らない?」
「えっ?…だ、誰ですか…?」
「誰だとかいいじゃん。ね、いこーよ」
そう言って手首を掴まれた。
怖いよ…怖いよっモトキっ!!
「あのー。俺の彼女なんですけど。何してるんですか?」
「くそっ。彼氏持ちかよ…」
…
「大丈夫…じゃないよね。
ごめんね。手ぇ離しちゃって。
怖かったよね。」
「怖かったよぉ…グスッ」
「泣かないで。はい、ハンカチ。」
こういう気遣いしてくれるモトキはほんとに紳士だ。
「はい。今度ははぐれないようにちゃんと繋ご。」
「…うんっ」
ハプニングがあったけど、それさえも冷静に対処してくれる。かっこいい彼氏
大好きだよっモトキ!
Fin
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作者名:スズ | 作成日時:2018年9月19日 23時