クルタの魔女【HUNTER×HUNTER】

8話 ページ10

クラピカside



名前は、淡々と私達の少し前を走っている
ゴンが不安なのか、私と名前を交互に見たりしている



ﾚｵ「そっ、そういえばよぉ…、名前は何でハンター試験を受けに来たんだ？」



確かに何で受けに来たんだろうか
それに、これまでどうやって生きて来たのかも謎だ
…名前は、どうやって虐殺から逃れたんだ？
さっき、何を言いかけていたんだ？

考えれば考えるほど謎が多くなる



『ヒソカに誘われたっていうのも理由だけど…、一番は家族に勧められたからかな。』

ﾚｵ「娘にハンター試験を勧めるなんて、すげぇ家族だな…」

ｸﾗ「…家族も助かったのか…。」ﾎﾞｿｯ



聞こえたのか名前が睨んできた
だが、すぐにレオリオの方を向いた



ｷﾙ「…あのさぁ、お前らは何でそんなに仲悪いんだよ？」

『仕方ないんじゃない？だって、面識はあっても、喋るのは今日が初めてだもん。』

ｺﾞﾝ「えっ、そうなの？！」

ﾚｵ「だったら、もっと仲良くしろよぉ！！
居心地悪いわ！！！」



私は名前を見る
…よく考えたら、何であんな事をしてしまったのだろう
容姿が不気味
そんな理由で、私は村の皆と一緒に名前を傷付けてしまった



ｸﾗ「…すまなかった…。もっと早く過ちに気付けたら良かったのに…本当にすまない。
もし、許してくれるなら、私にチャンスをくれ。
また一からやり直したいんだ。」

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